こんにちは。
いつもありがとうございます。
さて、最近よく聞かれるのが「長距離路線と短距離路線、どっちが好きですか」という質問です。
私個人としては、「長距離路線」のほうが好きです。
国際線なんかで長時間フライトするほうですね。
というのも、短距離路線は離着陸が多くてどうしても疲れを感じやすい(個人的に)んです。
例えば1日で4回離着陸するような日は、4回気圧が下がって上がってを経験するわけです。(ある短距離会社では5とか6回のフライトがあるとも聞きます。。)
よくスナック菓子の袋が上空でパンパンになってたり、逆に上空で飲んだペットボトルが地上では潰れてたりしますよね。
体の臓器も同じような収縮を4回繰り返していると思うと。。。体がかわいそうになりますね😢
それに加えて離着陸はやはり神経も使いますから、それを4回も行っていることを考えるとなかなか大きな負担ですよね。
何とかフライトを終えると、何とも言えない「ズッシリ」とした重い感じが体にのしかかって来ます。
例えば何時間か運動したときのような「あーつかれたなぁー」という体感ではなくて、頭が重いような感じです。
皆さんも修行で1日に何度も飛行機に乗られる機会があったかもしれません。
そんな「ズッシリ」とした疲れのご経験はないですか?
その点、国際線では時差はあるものの長距離路線は離着陸の回数が1回ないしは2回です。
超長距離国際線では慣れない海外の管制官との交信やその国ならではのルールがあって難しい点もあると思いますが。。。
特に日本の夜中の時間に起きて、朝方眠って1〜2日でまた日本時間に戻して…はかなりキツイと思います。
しかし例えば5〜6時間程度の長距離(中距離?)フライトなら時差もさほどありませんし、何度も上がって下がってすることもありません。
この辺りが個人的にはベストですかね。
もっともこれは個人差があって、「時差はどうしても耐えられない」と短距離国内線を好まれる方もいますし、逆に「いつでも寝られるから長距離国際線がすき」という方も。。。
ただ言えるのは、何度も離着陸を行う短距離路線の方が「操縦技量の向上」には向いています。
皆さんはどちらが好きですか??
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