こんにちは。

いつもありがとうございます。


さて、最近久しぶりに他社のフライトに便乗(勤務で移動すること)がありました。


荷物の受付とかゲートアナウンス、機内の様子や客室アナウンスなんかが結構気になるものでして笑


特に日本の会社に限定すれば、の話ですがあまり大きくは違わないなぁというのが正直な感想です。もちろん細かい違いはたくさんあるので「へぇ、そういう表現するんだなぁ」などと勉強になることはたくさんあります。



そんな中で、夏ならではの出来事があったのでお話します。

当日は雷雲が空港周辺に接近していたためかなり飛行機が遅れました。


なぜ雷雲が近いと飛行機が遅れるのか?


地上ハンドリングの規程がありまして、会社によって呼び方は違うものの大体は「雷雲が○○km空港に接近している状況が確認されたら地上作業をすべてストップする」ことになっています。


地上作業とは、到着ならマーシャラーや翼端確認員がいません。よって着陸してもスポットインできません。

出発なら給油作業も出来ないため、搭乗も開始できません。

もちろん荷物の積み込みだってできませんよね。


全ては地上作業する方々への「落雷回避のため」です。


アナウンスで「雷雲が空港付近に接近のため、搭乗が遅れます」と言われても何で?と思われるかもしれませんが、このように地上で作業する方々の「安全のため」にしっかりした規程があるがゆえなんです。


とはいえ、アナウンスだけでは「いつまで待てばよいの?」なんて思う方もいるでしょう。


そんなときにお薦めなのが、スマホでも見られる「雨雲レーダー」です。



こんなカミナリを伴う雲が上空にあるときには、まず空港は地上作業ができません。


時間経過と共に消散したり移動する様子が見れますので、「あと20

分後には再開かなぁ」のような予想ができます。


私もこうやって予想しながら、アナウンスでは伝えられない大体の時間を自分で把握しています。


ゲートに早めに来い、というからショッピングもそこそこにゲートまで来たら天気で遅延、しかも次の案内が未定!?とお怒りになる方もいらっしゃいます。


特に雷雲などは予測が難しく、突然しかも局所的に発生するものです。

我々も天気には勝てません。


このようにご自身で情報を見ることで少しでも落ち着かれる材料となれば嬉しいです。


Hide