おはようございます。
いつもありがとうございます。
先日は日本の4つのACCについて「〇〇コントロール」とは??という質問でした。
皆さん答えがわかったでしょうか?
なかなか難しい問題でしたね。
航空知識のある方でも、少し古い知識のままだと、北から
札幌コントロール
東京コントロール
福岡コントロール
那覇コントロール
だと思っているかもしれません。
従来はこんなふうに、日本を4分割して担当セクターを分けていたんですが・・・
2018年10月に新しく
「神戸コントロール」というものが登場しました。
現在は
札幌コントロール
東京コントロール
福岡コントロール/神戸コントロール
となっています。
那覇コントロールがなくなったのですが、コトはそう単純ではありません。
なぜ「/」で表記したかと言うと、ちょっとした理由があります。
そもそも、今まで北から南まで4つのセクターに分けて管理していたため分かりやすい名称であったのに、なんで神戸なんていう名前をつけ分かりにくくなったのか??
その改編の目的は、国土交通省によれば「処理容量の拡大」だそうです。
つまり、もっと上空を飛ぶ飛行機の数を増やすための施策なんです。
具体的には、本邦の西側を福岡コントロールと那覇コントロールである地点で「縦割り」していたものを、ある高度で「横割り」にすることで管制が処理できる航空機の量を増やしましょう、ということだそうです。
文字で言っても分かりづらいので、国土交通省の資料を添付します。
これで分かりやすくなったでしょうか?
次回からはこの「分割」は実際どういう効果があるのか、今後の展望、実際に運航する側の問題点などをお話していこうと思います。
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