おはようございます。

 

いつもありがとうございます。

 

昨日は「春一番」とも言われる強風が吹きましたね。

皆さんご無事だったでしょうか?

 

私も意図せずフライトすることになってしましまして、「こんな強風の中大変だなぁ・・・」と心で思いながら出社しました。

 

皆さんご承知の通り、飛行機にとって風はとても大きな運航阻害要件です。

「横風制限値」というものがあって、それを超えると離着陸できません

 

昨日のような南西風では、成田や羽田の滑走路では「真横からの風」となってしまいます。

したがって離着陸に制限が出てくるわけです。

(もっとも昨日の場合はウィンドシアーなどの「乱気流」によってゴーアラウンドしていることも多かったんですが・・)

Photo by Matt Hardy on Pexels.com

 

「でも羽田空港には横風滑走路があるじゃないか」と思われますよね。

 

確かに羽田空港の滑走路は4本あって、横風用に04−22,05−23があります。

 

しかし、これ完全なる横風滑走路ではないんです。

 

昨日の南西風の場合、本当だと「南西」に向かって離陸すれば正面の風となるので問題なさそうですが、「南西向きの滑走路は離陸に使えない」ことになっています。

 

着陸には使えるんですが。

 

ということで着陸はできても離陸はできない状況が続き、飛行機が地上に溢れかえることが起こり得ます。

 

その結果、こんなニュースがありました。

 

 

日本の空港は「門限」がある場合が多く、今回の福岡なんかは博多に近くて便利な反面、門限にも非常に厳しい空港です。

 

搭乗されていたお客様はご不安であっただろうと思います。

何とか日本航空も福岡まで運航したかったと思いますが、ダイバート→リターンとなってしまいました。

 

以前も話しましたが、羽田空港はもう拡張は限界でこれ以上の航空機を受け入れることができません。今回のような滑走路運用にも限界があります。

しかし成田空港は門限があったり土地買収の問題で横風滑走路が作れない、拡張も難しい、気流が悪いなどこちらも問題山積です。

 

日本の首都空港としてふさわしい規模の空港が望まれますが、どうも・・以下略です。

 

昨日の南西風、首都圏の空港運用を大きく乱す要因となりました。

今後も何度かこのようなことが起こると思われます。

皆さんも予報などよく見て計画を柔軟に変更できるのならばされてくださいね!

 

 

 

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