おはようございます。

 

いつもありがとうございます。

 

昨年の今頃はこんな記事ブログを書いていました。

 

 

ジェットエンジン後方に形成される強力な排気によって、過去様々な被害が出ています。

 

このようにジェットブラストは、エンジン後方に強風を発生させますがそれと同時に「エンジン前方」にもまた強力な「空気の流れ」を発生させます。

 

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映像をご覧になった方もいらっしゃるでしょうか?

 

例えば

 

「貨物のコンテナ」が運転するジェットエンジンの中に吸い込まれてしまった

 

だとか

 

がエンジンに吸い込まれてしまった

 

 

 

という悲惨な事故が過去起こっています。

 

 

 

それだけ「吸い込む力」も強力なジェットエンジンなので、作動には細心の注意が必要です。

 

私達パイロットがエンジンをスタートするときは必ず、地上にいるスタッフに「エンジンスート問題ないでしょうか?」と確認をしています。

地上スタッフが「クリアです」と言わなければ絶対にエンジンスタートをしてはいけません。

 

また、「エンジンの周囲XXメートルは運転中絶対に近寄ってはならない」という注意書きがエンジン自体に書かれている場合もあります。

 

 

 

上記のような事故をなくすことが目的です。

 

 

あの飛行機の大きな巨体を加速させ、12000m上空まで持ち上げる力を持つジェットエンジンの威力を考えれば当然ですが、運転中のエンジンの前方は本当に危険なんだということがお分かりいただけたのではないかと思います。

 

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