おはようございます。

 

いつもありがとうございます。

 

この季節になると、忘れられない悲惨な事故の記憶が蘇ります。

 

 

37年前の8月12日夕刻、JAL123便Boenig747-SR(JA8119)は羽田空港を飛び立ちました。

 

帰省客で満席の123便は離陸から12分後の上昇中、なんらかの原因で垂直尾翼が破損し、油圧系統を全て失いました。

 

パイロットの必死の操縦も機体を制御できず、垂直尾翼破損から32分後に群馬県の御巣鷹山に墜落しました。

 

想像を絶する事故の衝撃に加え墜落現場の特定に時間を要した結果救助が遅れ、総搭乗人数524人のうち生存者はわずか4名でした。

 

 

 

私も一度、当時を知る日本航空のパイロットの方の案内で御巣鷹山に慰霊登山をしたことがあります。

 

あの場所でボイスレコーダーを聞かせていただきました。

悲しみ、悔しさ、恐怖、様々な感情が一気に押し寄せてきました。

 

 

いかなる理由であれ、事故は絶対に防がなければならない。

私達は飛行機を飛ばす者として絶対に空の安全を守っていかなくてはならない。

 

そう誓う瞬間でした。

 

 

日本航空には「安全啓発センター」があります。

当時の記憶を風化させないため、広く一般の方々にも見ていただきたいと思います。

 

 

 

 

37年経った今、また安全への意識を強くする8月12日でした。

 

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