今日より明日

今日より明日

いつか誰かに曲をつけてほしい歌詞の卵を書いていきます。制作の裏話はXに書いています。

どうしていいのか分からなくなった

夏が高層ビルに引っかかっている

いつまでもただ熱く蒸せる毎日

呼吸の仕方を忘れてしまったようだ

 

何かを思い出そうとしてできなくなった

いまはただ成り行きに任せている

どこまでもつづくよどみの中に

不朽の味方を失ってしまうみたいだ

 

満月に近づいていく月が重たげに

東の空に存在感を持ち出す頃に

ようやく腰を上げて歩き出そうとしている

 

とこまでも続いている車の列

帰路に向かう家族のもとへ

ようやく懐かしい時間を取り戻そうとしている

もう一人の自分がいたら彼はどんなふうだろう

僕みたいに躊躇いがちでチャンスを失う

そんなことがないポジティブな自分が笑う

そんな世界が別にあることをなんとなく思う


もう一人の自分と話ができたらどうだろう

僕みたいな引っ込み思案で損をする

そんなことがないアクティブな自分が

そんな世界が別にあることを確かめている


別の世界の自分と会うことは難しいだろう

文化の違いを口実に言いたいことを言う

そんなことが不自然なナチュラルな自分が

そんな別の世界があると信じている

笹の葉は一日風に揺らされて

深々迫る闇に飲み込まれて

とりどりの鳥の鳴く声もいつか絶え

からからと鳴る土の鈴の音


うら淋し長きこの道一人して

ふらりふうらり迷い歩んで

はらはら落ちる木の葉を踏んで

悄然としてたどり着く山里


裏切るためにここに来たのではない

貴方を好きな分だけあの方も慕う


ささやきの繰り返しを聞いて

ゆらゆら揺れ続けて

滔々と流れる川渡って

私はどこにどちらに進もう

お前が大切にするものは何なのか

友達なのか恋人なのかそれとも別のものか

お前が守りたいものは何なのか

名誉なのか財産なのかそれとも別のものか


吹き荒れる風の中で

ほむら立つ炎の中で

お前がお前でいるために

何が必要なのか


お前が必要だとするものは何なのか

友情か愛情かそれとも別の何かか

お前が譲れないものは何なのか

名声か遺産かそれとも別の何かなのか


吹き止まぬ風に

消えることない火炎

お前がお前でいるために

何が必要なのか




いまさらきづいた
きのうできたことは
きょうできるとは
かぎらないんだ

いまできることが

いかにものたりなくても

いつかそれよりできなくなるとは
だれにもわからないもの

あたふたとまいにちをすごし
どたばたのひびをしのいで
あれこれといいわけたれながし

ししょうはなげく
みじめなでしを
それでもいきていくしかなく