お写経へ参りました走る人

小雨が降る、早朝の禅寺。

手を洗い、口をゆすいで、仏様の前へ。

一対一で黙々と般若心経をつづる。

寺の奥さんが焚いてくれた白檀の御香。


香食のけむりをボ~ッと眺めたり、ゆっくりと書き終わりました。

途中、トンチが解ける瞬間が有りました。

ナルホド!

活きる知恵を知った、降りてきた、悟った?感じ。




写経後、お抹茶をふるまって頂きました。

和尚さんは私を見る早々「何かまた変わりましたね!何か明るいですよ!」と、繰り返し言って下さった。

奥さんも「変わったよねェ~!オーラが違う!」


奥さんは、こんなに変わった人は初めてと言われた。

寺へ悩みを相談に来る若者達に対して、接する自信が沸いたそう。

貴女を介して、私も成長したと奥さん。




31歳からお写経を始め、5年が経ちました。

その間、色々と生き悩んできた。

不器用ながらも葛藤や悩みに向き合い、咀嚼してきた。

これからも色んな事があるだろうけれど、心穏やかで活きる幸せを感じた今朝でした。



帰りがけ、霊能力をお持ちの奥さんが突然、背中に一喝目

私がこれから、何を思い描いているかお見通しな様でした。

「頑張ろう!」の一言で見送って下さりました。