昨夜は、いっちょお酒でした。

愉しい息抜きでした。


読書の秋とはよく言ったもので、読書進行中本

移動中と昼休みに柳原白蓮、就寝前に源氏物語とYogini。


Yoginiの後ろに、吉川めいさんの連載があります。

この号では、「ブルーな日の赤い箱」というタイトル。

とても印象深く、現在の私の心に響きました。


「マインド(心)と上手く付き合う」lことについて書いていらっしゃる。




めいさんは或る日、田舎のお母さんの所へ、姉の運転する車で向かったらしい。

彼女はその日、ある事でかなり憂鬱な気分だったらしい。

姉が運転中、彼女に「昼ご飯は美味しいものを食べようよ」と誘い、タクシーの運転手さんに「美味しいお昼を食べられる所を知りませんか?」と問うた。

めいさんの視線に、タクシー運転席の赤い箱が入る。

その赤い箱は「煙草」と解釈し、ヘビースモーカー=感じが悪い人 と、彼女は思い込んだ。

だがしかし、純朴で優しい広島弁で「向こうの角にある、うどん屋はどうじゃ?」と答えた運転手さん。

しかも、その赤い箱は煙草ではなく”チョコレートの箱”だった目



めいさんは自身に愕然としたらしい。

自分がマイナス思考になっていると、先入観でネガティブな判断をする事。

憂鬱なマインド(心)に操られ、錯覚を起こすなんて!


「マインド(心)は全ての感覚を司り、その場その場の現実を描く偉大なパワーを握っている。

すなわち、少し離れてマインド(心)の変動を観る事が出来ない時、人はマインド(心)の起伏と共に動き、操られてしまう。」


「まずは習慣付いた思考回路…例えば、何かが不可能だと思い込むといった思考、パターン、ただそれに気付くこと。どんなに小さな夢も、大きな夢も、”可能”という思いを前提に動いてみるだけで、その1つの思いから大きく目の前の”現実”の流れが変わる。

憂鬱な気分だった私のマインド(心)が、あの赤い箱を煙草と捉えてしまった事は逆に、プラスのマインドは、出逢いやインスピレーションを呼び込むプラスなエネルギーだと思う。」




何度も繰り返し読んでいるワタクシですしっぽフリフリ