２８日（土）の福岡は終日、雨。
かなり降りました
美輪明宏さんの舞台「黒蜥蜴」を鑑賞に、１８年来の先輩と参りました
美輪様の舞台はいつも、先輩kishyさんとご一緒でございます。
ランチは、中洲の「叙々苑」でカルビ焼き肉と麦酒
鑑賞後の夜は、中洲の「民俗村」でタッカルビとマッコリ
昼と夜は、韓国系料理・お酒・中洲エリア。
そして美輪様と、濃厚な雨の週末でございました。
先輩も、超個性的っす
「黒蜥蜴」は、三度目になります。
何度鑑賞しても、黒蜥蜴は圧巻です。
そして毎回、台詞やお衣装、カブき方が違うのでございます。
明智役の高嶋さんに木村君も益々、らしくなっていらっしゃいました。
今回は、アドリブみたいなシーンが有り、美輪様が吹き出しそうになってました。
黒蜥蜴（美輪様）が、手下の女性に褒美で宝石をあげるシーン。
女性が「これを唯一の身内、私の母にあげたいのです。天神○○に住んでおり、通りもんラーメンで有名な場所で云々かんぬん・・・」
という、きっとアドリブであろう下り。
観客皆様も爆笑。
不変なシーンも健在。
黒蜥蜴が、死ぬ前（実は死んでいない）の明智に、本音で愛を告白する。
このシーンが、とても好きです。
音楽は「Pie les」が流れます。
そして当然、香りの演出もございました。
そして、わたくしが毎回、泪を流してしまうシーンが最後です。
実は生きていた明智を見て、黒蜥蜴は毒を飲む。
黒蜥蜴は明智に「嬉しいわぁ……貴方が生きていてくれて。。。」と微笑んで逝く。
これは、江戸川乱歩の原作には無く、美輪様が着色したものだと思われます。
恋愛を始め、人間関係、家族や血縁関係、基本がここにあると思い、毎回泣ける最後です。