サガンの奥ゆかしさを知ったのは数年前。
サガンは読み終わった後にマッタリできる。
コケティッシュ。
お洒落。
ウィット&ユーモア。
憂い。
香り。
もっとはやく知りたかったと悔やみます。。
これは、とても面白かった。
お金持ち女性と結婚した、売れないピアニスト。
ようは、ヒモである夫…であったが、音楽の方向性を変え、商業音楽家となる。
それが当たる。
彼は映画音楽で富と名声を手に入れる。
当然、妻以外の女性も寄ってきますね。
優柔不断とスケベ心に良心の呵責
仕事の打算への葛藤、妻の束縛に一喜一憂する夫の物語。
愛は束縛
著者:フランソワーズ・サガン
新潮文庫
価格:514円