沢木耕太郎氏の「一号線を北上せよ~ヴェトナム街道編」で、

「浮雲」を知りました。

以来、私が好きな女流作家です。

男女関係の描写がとてもよい。

人間の奥ゆかしさ、活きる重さと愉しさに憂い、とても伝わります。

浮雲の舞台はヴェトナムから東京、最後は屋久島とながれます。



浮雲

著者:林芙美子

新潮文庫

価格:590円(税別)