Deep life
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咲けよ花

行き場を失った心が途方に暮れる。
抱え切れぬ愛は重くまだ幼き心が悲鳴を上げる。
終焉を囁く声は広がり耳を蝕む。
混沌の中で見た景色は夢と現実の狭間で蠢く虚像。
振り返れば目を覆いたくなる様な所業の数々に絡みつく因果の業。
重ね行く無情の日。
抜け出せない闇の前に呆然と立ち尽くす。
崩壊し飛び散った心の破片を集めようともがく。

求めたのは
いつかの賛美
夢の続き

沢山の涙を流しつつも必死に手を伸ばした。

この世から僕が消えるまで刻む命は儚いものなのかもしれない。
あの花の様に咲き乱れ、美と激情に身を焦がし燃え尽きる様な一瞬に溺れたい。



ex桜
2010 9 12
リメイク

季節の変わり目

さんざん猛威を振るった暑さも時の流れと共に落ち着きだし、秋の訪れを予感させる。

とかく夕暮れから夜にかけての風のにおい、澄み出して来た空気は人恋しい気持ちを沸き立たせる。

なぜだろう、自分にとっては秋になると過去を振り返ってしまう。

それはあの頃に触れた空気と同じ空気だからなのかもしれない。

また再び何か自分にとって特別な事が起こる事を否応なしに期待してしまう。

これから何か起こると良いが…

夢でもし逢えたら

素敵な事であなたに逢えるまで眠り続けたい。

この歌詞と同じような気持ちで貴女を想い今日も眠る。
でもね、本当は貴女の夢の中に現れて貴女の心を奪い去りたいとそれ以上に願っている。
そう毎日。

気が付けば貴女が隣に居るのはただの偶然なのかもしれないけどそうじゃなくて貴女も私を想ってくれているのかと淡い期待を持ってしまう。

貴女と話す時はいつも近い距離で貴女の瞳の色まで良く見える。
全てが愛おしい。


だけど今のお互いの環境の中では一歩踏み出して貴女に気持ちを打ち明けるのは貴女を困らせてしまうでしょう。

だからこそ貴女の夢の中に現れてこの気持ちを打ち明けたい。
もっと言えば貴女と私が同じ夢を見て、せめて夢の中だけでも繋がれたらいいのにと儚い想いを抱く夜。
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