個人差はあると思いますが、50代の声を聞くと3か月に1度は白髪染めをしないと目立つようになりますね。

手入れがこまめな方は、毎月美容院で白髪染めをしてもらう、という声も耳にします。

しかし、毎月結構な時間とお金をかけての白髪染めは年齢を重ねるごとにだんだん面倒くさくなりませんか。

出来たらお家で、お金も手間もかけずに白髪染めができたらいいな、と誰しも考えます。

この記事では、お家で毎回白髪染めをするための工夫と、白髪になりになりにくくするための生活の工夫についてまとめてみました。

【市販の白髪染めについて】

◆カラー選び
お家で白髪染めをするのなら、スーパーやドラッグストアで白髪染めを購入して自分で染めることになります。

今や多くのブランドから商品が数多く出ており、カラー見本などを参考にしながら「次はどんな髪色にチャレンジししてみようか…」などとカラー選びもちょっとした楽しみではあります。

ただ、若い頃と異なりカラー選びには注意が必要ではないかと思います。

ポイントは染めた後白髪が伸びてきたときに全体としての違和感がないカラーを選ぶこと。

多少キラッと光る白髪が出てきてもそれがかえってオシャレに感じたり、周りの染めたカラーとあまり違いが分からないレベルであることです。

こういったカラー選びをすると、こまめに染めなくてもさほど気にならなくなります。

白髪は基本、グレー系ですから、選ぶカラーもアッシュ系がおススメ。

特におススメはアッシュ系のブラウンです。

もうお気づきの方もいると思いますが、お店の見本でみた時のカラーよりも実際に自分の髪で染めると意外と濃くなったりしませんか?

「もう少し明るめのカラーに仕上がると思ったのに~」と残念に思った体験をされた方もあると思います。

市販のカラーは、白髪の量が全体の3割ほどの人を想定して作られているのだそう。

つまり、白髪は出るものの、まだ3割もない、という方にはやや暗めに仕上がってしまいます。

逆に、白髪が3割以上ある方なら、見本よりもやや明るめに仕上がるということですね。

カラー選びは、自分の白髪の量が全体の何割くらいかを知ったうえで選んだ方が良さそうです。

◆お家での染め方
白髪染めの中にはの頃はとっておけるタイプのモノもあります。これは大変ありがたい。

髪の短い人にはもちろん、ロングでも生え際をリタッチだけすれば良いわけですから何度も購入しなければならないというお金のストレスから解放されます。

入浴前の”乾いた髪”に毛染め剤を塗るのが効果的で、なまじ濡れてしまった髪では上手くムラなく染まることが難しいのでこのタイミングは譲れません。

染めたいのは主に生え際の新しく伸びた部分の白髪になるわけで、以前染めた毛先の部分は触らずに染めればさらに時間も短縮になります。

特にロングの方におすすめの方法は、毛先は軽く結わえておいて、頭皮に近い部分を集中的にゴム手袋でじっくり揉みこむ方法。


染める部分が頭皮にごく近い部分だけになるので手間がかかりません。

また、くしで染めるより指の感触で毛の一本一本に揉みこむようにカラーを塗り込むことで塗り忘れもなくなります。

さらに、普段のヘアスタイルとしてアップが多い方は、後頭部うなじの毛の生え際を忘れない事、普段から結わえずそのまま髪を下げている方はむしろ前髪など顔周りにムラがないことに注意を向けることなど、ヘアスタイルに応じたポイントを押さえることも大切ですね。


【白髪になりにくくするための生活の工夫】
カラーで染める以外にも、そもそも白髪を予防するという生活にも目を向けてみましょう。

よく白髪になりにくい食べ物などがネットで出ていますね。

そういった情報を参考に食生活を見直すこともおススメですが、最低限、気を付けておきたい事だけをここではご紹介したいと思います。

◆白髪になりやすい食べ物
逆に、白髪の原因になりそうな食べ物をあげてみます。

そもそも血行促進につながる体を温める食べ物(根菜類・海藻類・黒ゴマなど)は髪の育毛に良い影響を与えることから推奨されていますが、同じ体を温める食べ物でも唐辛子のような強い香辛料は避けた方が良いようです。

また、逆に体を冷やすとされる食べ物、例えば野菜でいえばきゅうり、果物でいえば熱帯地方でとれるトロピカルフルーツは避けた方が良さそう。

◆血行促進のためのマッサージ
大げさなことは必要ありません。

お風呂でシャンプーしているような手が頭皮の上で滑りやすい状態の時にもみほぐしてあげます。

年齢とともに重力の関係で顔の筋肉が下に下がり気味になると、それに引っ張られて頭皮の血管は頭皮の皮に押されて細くなってしまい、血行が悪くなってしまうのだそう。

毎日のシャンプータイムの時にグッと頭皮の皮を上に持ち上げて血行を促進してあげましょう。表情のリフトアップにも役立ち、一石二鳥ですよ。

毎日のちょっとした工夫でストレスに感じがちな白髪のケアや毛染めが楽になります。

自分なりの工夫でお家のカラーリングをもっと楽しんでみませんか。

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