経営者を操縦士になぞらえて、決算書は計器である、としばしば言われます。
京セラの創業者であり、JALを復活させた名経営者の稲盛和夫氏も同様の発言をされています。
クルマ、バイク、飛行機、船。あらゆる乗り物には計器があります。運転するには、自分がいまどこに居て、そしてどこへ向かうのかを知る必要があるのです。経営もまったく同じことがいえます。
事業の状況を数値化して伝える役割が決算書にはあります。経営者は決算書から事業の状況を読み取り、新しい事業戦略や改善計画を立てます。
余談ですが、事業を行なっていくためのお金を専門用語で「運転資金」といいます。直接的な意味はないと思いますが、経営と運転が近い概念を指していることの現れではないでしょうか。
さて、この計器たる決算書ですが、おそらく多くの方は市販の会計ソフトを使って作成しているのではないでしょうか。もしくは税理士に委託していることも珍しくはないと思います。
いずれにせよ、決算書は青色申告に必須の要件なので、みなさん何らかの方法で作成はしているはずです。
では、この決算書の読み方をきちんと理解していますか?
経営分析を行なっていく上では、決算書を正しく理解することが必要です。
