まいど。やっとこの話の終わりです。

<前回のつづき>

もれ達が会計しようと席を立つと、会計係の若い店員が別の仕事をしている。

もれ達の前に夫婦が立っていて、レジに店員が来るのを待っているが、若い店員はそれどころではない。

『まさか・・・この展開・・・。』

期待通り、おばちゃん店員がレジに駆けつけた。

ヒソヒソとキッド氏「この局面でさらに追い討ち!」

ヒソヒソとコバ氏「いや~さすがにもう無いでしょう?」

ヒソヒソとキッド氏「いやいや、なめてたら痛い目見ますよ。」

前の夫婦の会計に5分近くかかった。

そしてもれ達の番だ。

コバ氏「俺は~○○と○○」

店員「はい。○○と・・・○○で・・・。」

しばし沈黙

店員「○○と○○ですか?」

コバ氏「え!?あぁ、そうです。」

店員「○○と・・・○○・・・で・・・。」

しばし沈黙

店員「○○と、○○・・・ですよね?」

コバ氏「・・・はい。」

店員「▲円になります。」

※いつものギルを使うとややこしいのでw

コバ氏「はい。」

店員「では×円のお返しになります。」

キッド氏「○○と○○です。」

店員「少しお待ちください!!」

凄い制止がかかった。キッド氏が笑いを堪えている様子が窺い知れる。横でコバ氏もニヤニヤしている。

店員「どうぞ。」

キッド氏「○○と○○です。」

店員「○○と・・・○○で・・・千▲円になります。」

『お、レジ打ちに慣れてきたのか?』

キッド氏「一万円札からでいいですか?」

店員「はい。一万円・・・お預かりします。」

『お、ちゃんと接遇応対通りっぽいな。』

店員はレジからお釣りの千円札を取り出した。8千▲円のお釣りになる。

店員「ご確認ください。」

確認のため、銀行員の様な手つきで数え始める。

店員「いちにぃさんしぃごぉろ・・・」

バサッ

失敗。

店員「いちにぃさんしぃごぉろ・・・」

バサッ

また失敗。

二度目の失敗でもれ達の笑いの我慢がMAXにさしかかる。

店員「いちにぃ・・・」

『さ、最初から行くのか!!!』

これには三人とも忍耐力の限界!!

もれは背を向けて笑いを堪える。

コバ氏はたまらず、店のドアを先に出て腹を抱えている。

当のキッド氏は確認しないといけないので、顔を反らす事ができない。

店員「さんしぃごぉ・・・ろく・・・しちはちきゅう」

『きゅ、九!?』

これにはキッド氏も吹き出した。

店員「失礼しました。いちにぃさんしぃごぉ・・・ろく・・・しち・・・はち、お先に八千円と・・・。」

小銭を手渡した。

次はもれの番だ・・・。もうもれの笑いタンクは満タンなので、ちょっとしたことでも吹き出しそうだ。

キッド氏はもれの様子を見て、笑わそうとしているのか、もれと店員を交互に見ている。

もれ「○○と○○です。」

笑いを堪えて声を絞り出した。

店員「○○と・・・○○で・・・▲円になります。」

もれは千五百円を渡した。

店員はお釣りを出して「▲円のお返しに・・・あ!」

『なに!?もう勘弁して~。』

店員「先ほどは申し訳ごじゃませんでした。」

もれ「ブフゥッ!」

キッド氏は笑いを堪えられず、逃げるようにドアを出て行った。

もれ「いや・・・構いません。」

笑いを堪えているので声が震える。

店員「何分もお待たせしてしまって。本当に申し訳ございませんした。」

『噛みまくり!!w』

もれは返答もできずにお釣りを受け取って店を出た。

外に出ると二人が腹を抱えて待っている。

キッド氏「あ!って・・・遅すぎるやろ~。」

コバ氏「凄いタイミング。」

キッド氏「できんのなら、札をあんなふうに数えんなや~。」

もれ「六枚目に必ず失敗するし。」

もれ「しかも、何分もお待たせしてって言われましたよ。謝るところが違う。」

コバ氏「味噌入ってなかったこと忘れてるんだ~。しかも待ってたの俺だし。」

キッド氏「こぼしたことの侘びもないし。」

こんなハプニング満載なファミレスが高松には存在します。

テンパり過ぎで要領の悪い店員、でも何故か最終的には憎まれないって人も存在するんです。

今も。

<おわり>