<前回のつづき>


退職後、10日ほどして初めてお粥を食する事ができた。そこからは物凄いスピードで回復し、20日後には肉類も食してました。お好み焼きだけはかなりもたれましたが・・・。


社員のみんなと巡り合えたことはとても良かった。ヤツさえ居なければ物凄く良い会社だったろうに・・・。


殺してやりたい」とまで言われて、それでもなお、会社に残る価値ってあるんでしょうか?

多分、社長はこんな発言をしたことすら、「知らない。憶えてない」んでしょう。

少なくともトップに立つ者の言う台詞ではない。


最近はヤツの意識が徐々に変わってきているという噂を聞くが、もれはもう二度とヤツとは会わない。

※会いたくないではなく、会わない。


モレ電子のH氏やマーガリン戦争の汚口よりも嫌いな人物が現れてしまった。



ああ、そうそう、もれが社長に最後の挨拶をしたときのことを書き忘れてました。


もれ「一年間お世話になりました。」


社長「あなたはこの会社で何も残せなかったけど、理由はわかってんの?」


『は?最後までこれかよ・・・残したものもあるだろう?理由ってなんだ・・・?』


社長「あなたは壁を作りすぎる。」


『壁!?もれはこの会社に溶け込むために開けっぴろげな感じで皆に接したつもりだが・・・?まあ社長に対しては壁を作ってたけどね・・・』


社長「たとえば以前、俺が風俗の話をしたとき、」


『はぁ?風俗?』


社長「あなたは頑なに興味がないとか、お金がないからとか言って風俗に行かないって言い張っただろ?」


もれ「はい」


社長「それが壁。」


『!?・・・何が言いたいんだこいつは?』


社長「行けば新しい世界が開けるのに、それを自分から壁を作って拒んだんだよ。」


もれ「それは前にも言いましたが、社長がパチンコに行かないのと同じことです。」


社長「そうじゃない。それとこれとは別の話だよ。」


『同じことだろ?』


社長「レベルが違う。」


『でた。社長のお気に入りのレベルが違う。もういいや。こいつに語るのは面倒くさい。』


社長「風俗はコミュニケーションの訓練になるし、商売としても物凄い金額が動いてる業界なんだよ。」



もう理解不能な状態だった。


『コミュニケーションの訓練・・・?そこで?社員ともっと話せば、良いコミュニケーションになるし、会社の問題点だって見えてくる。この人は会話のキャッチボールってことができてないのだから・・・。』


会話のキャッチボール・・・彼は一方的に自分の価値観で喋りつづける。反論したら全否定される。賛同したら、やっぱりこれは正しい意見なんだ、と思うらしく、○○さんも言ってたけど~と他の人にアピールする。

キャッチボールではなく、川に石を投げてる状態とでも言った方が正しいかもしれない。

社長「もれさんはPCが得意かもしれないけど、風俗業界に比べたらIT産業なんて小さいもんだぞ?」



最後の最後まで意味のわからない説教。

要するに自分が喋りたいだけ。喋って相手に「自分の知識はすごい」と思われたいだけ。


思わないけど。


元いじめられっ子が社会人デビューした典型的パターンだと、もれは推察している。

今まで誰も自分の言うことを聞いてくれなかったのに、権力を持ったら皆が相手してくれる。

社員からしたら相手せざるを得ないってわかってない。

それがドンドンエスカレートしてしまったんだろうな。


さらに頭が悪い。本人は「俺はこれ以上、頭良くならなくていい。充分すぎる。」と言っていた。


この発言自体が頭の悪いことの証明なんだが、「無知は罪です。」と全社員の前で言ってのける。


矛盾に気づいてない。


経営についても資金状態や予算の意味をわかってない。


キッド氏が会社の財政状態を調べて、過去の実績から予算を立ててくれた。


雑賀氏や店舗部門、デザイナー部隊、広報部隊も頑張って活動して売り上げも毎月伸びていた。前月比でマイナス売り上げは無かったほどに、皆がんばっていた。でもボーナスは出ない。


会社の首を絞めてるのは、仕入れの際の自分の衝動買いであることに全く気づかない。


周りから言われて初めて気づいたものの、すぐに「その仕入れは必要なものだった、仕入れる必要があったのは、商品作成部門が無駄に材料を使いすぎているからだ。」と責任転嫁してしまったようだ。


あほの極み。


彼の好きな言葉に「コスト意識」というものがある。


何かの本で読んだらしいが、「○○さん!あなたにはコスト意識が欠如してる!常に何がコストなのかを考えながら仕事をしろ!」と何度も何度も色々な人に言って回る。


でも・・・


衝動買いしてコストの無駄遣いをしているのは誰だ



もれは辞めたことは後悔してない。

若干、後ろ髪引かれる思いはある。業務改善で社員みんなの仕事を円滑にできなかったこと。もしうまくいってたら、フローから社長の姿が消えて、かなり楽になっていたはず。今となっては、後の祭り。

もれ自身が部外者になり、さらに主要メンバーの半数近くが辞めた今となっては、もうどうしようもないですが・・・。


ということで、二度目の退職、就職活動となりました。もれの極貧生活はまだまだ続く。