<前回の続き>

選抜演舞を見終えて、次は踊る予定なんだが、少し時間がある。踊った後は30分ほどおいて桟敷席での観覧になる。終わるのは22時30分頃ということで、ここで早めの夕食となった。

ピロシ氏の知るそば屋へ入る。凄い勢いのおばちゃんがホールを取り仕切っている。

おばちゃん「何名さん?4人。じゃあそっち。」

ってな感じで、まるで東京の下町にいるかのようだ。しばらくして料理が運ばれてきた。食し始めると、恐らくおばちゃんの姑にあたる人物だと思われるが、80歳くらいの白髪のばあちゃんがよたよたと歩いてきた。

特に気にせずに食していると、もれの後ろに歩いていった。衝立を挟んで人が一人立てるくらいのスペースがある。そこでコップか何かを片付けようとしたようだが、落してガチャーン!!

おばちゃん「も~おばあちゃんはじっとしといて!」

ばあちゃん「これを・・・片付けようとして・・・。」

おばちゃんは既に聞く耳持たずに接客中。

ばあちゃんはまだうろうろ、よたよたしている。するとおばちゃん「おばあちゃん!もう上行っといて!三階でじっとしといて!」

恐らくばあちゃんは阿波踊り客で混雑している店を手伝いたいのだろうが、高齢なので他の店員の邪魔になってしまう。

三階へ行っていろと言われてもまだうろうろしている。

老人というのは、気持ちはわかるが仕事を増やしてしまうので、忙しいときには邪険にされる。もれも歳をとったらこうなってしまうんだろうか・・・?

食事も終わり、「にわか連」の集合場所へと向かう。

にわか連

集合すると初心者の為に踊りの練習が始まった。両手を額の前あたりに挙げて、右手を捻りながら前に出して右足を前に出す。次は出した右手を引いて左手を前に出したら左足を前に出す。要はこの繰り返しなのだが難しい。

練習は20分ほど続いて既にへとへと。もれがいかに体力が無いか、ピロシ氏たちも何となく気付いたようだ。

一般の連が次々に演舞場(道路)を行進し始める。にわか連の演舞も始まった。5分程度の演舞だが、コツを知らないもれはあっという間にばて始めた。他の連と違って一般客の団体だから、常に踊っていなくても良い。もれは休憩ついでに3人の写真を撮ったりして息を整える。5分後、もれはフラフラ。3人はケロッとしている。

来年はもうちょっと体力つけて、格好良く踊ってやる!