<前回の続きです。>


次の目的地、寂光院。宝泉院からは徒歩20分ほどだ。タクシーで行くことも考えたが、大原バス停まで10分。そこから10分なので歩くことになった。


既にもれ達は足首が接地ごとに痛むほど疲れていたが、もれの京都ガイドブックで寂光院には見る価値があると書いてあるので、ゆっくりと歩いて現地へ向かった。


寂光院に到着した。思いのほか狭い境内だが名前の通りひっそりしている。

寂光院 ※これは庭にある汀池で心という文字型の池らしい。


本堂に入ると説明係の女性が説明をはじめた。本堂にいるのは三組。もれ達、宝泉院で見かけたカップル、三千院で見かけた一人の女性だった。本堂の椅子に座る。

『?本尊が・・・なんだか石膏でできたようで真新しいぞ・・・?』

説明係「この寂光院は平家の建礼門院徳子(けんれいもんいんとくこ)様が壇ノ浦合戦後に入水するも助け出され、後に出家して隠棲した寺院です。」


『ふむふむ。』

説明係「このご本尊の周囲及び体内には六万体の地蔵尊がありました。」


『ふむふむ・・・「した」?


説明係「ですが平成12年(2000年)の火災で本堂が焼け落ち、現在のご本尊はその後に復元されたものです。」


『ガビ~ン(古)。』

もれのガイドブックは1998年に購入したものなので、火災以前の情報だったのだ。ショックだ。
説明が終わり、大原バス停へと向かう。
もれもシッピン氏もかなり疲労が溜まってきた。今日の予定はこれで終了となるので、バスに乗り三条京阪へ向かう。

<つづく>