昨日までの続きです。最終回です。

戦争の翌日。校長命令で席替えがあった。

一方的に決められた席だったが、もれはかわいい斉木(仮名)が隣

になったので、文句はなかった。 ※今思うとこの時頑張ってればよかったなぁ。斉木もまんざらでも

 なさそうだったし・・・。  関係無い話なので、これ以上は語りませんが。この話に触れる日

 が来るのだろうか?

宮野も一番前を避けられて喜んでいた。

河合はというと、汚口とは離れた席になったが隣はマッシュだった。 すこしブーブー言っていたが案外いいコンビだった。

一年後、汚口は転校していった。

転校の理由はマーガリン戦争を知った汚口の親が教育委員会に

怒鳴り込んだが「既に解決した問題」ということで却下された。それ

を逆恨みして河合家の店のショーウィンドウに石を投げたり、嫌が

らせをしたのだそうだ。

それを聞いた地区の住民が全員一致で町から追い出したのだ。 どちらが悪いのか、賛否は様々だろう。世間的には汚口家に責任

があるのだろうし、マーガリン戦争が発生したのは、河合が発端

なのだから。

そしてさらに、もれ達が二年生に進学する頃、バカボンは島流しに

なった。市の沖合い20Kmに浮かぶ島の小学校に異動となったの

だ。文字通りの島流しだった。

もれが高校へ進学したとき、何の因果か、同じクラスに汚口の名

前があった。『同姓同名?』と思っていたら、メガネをかけたカバが

入ってきた。

『まじかよ!?よりによって、もれと同じクラス・・・!?』

が、第二次マーガリン戦争は未然に阻止され、冷戦のまま二年生

になり、もれと汚口は別のクラスになった。

そしてもれは上京。その後、汚口は県内の不幸な男性と結婚した

のだそうだ。

もう汚口と関わることはないだろう。宮野も最近結婚したらしい。

河合はわからん。なかなか会う機会がなくて、ちょっと疎遠になっ

てしまっているから。

この戦争の話を友人にすると必ず

「もれが一番酷い」

と言われる。

だって牛乳しかなかったんだもの。