ちょっと長いんだけど、もれが中学時代に勃発した戦争(?)の話です。
もれの通った中学は市内の三つの小学校の卒業生が通っていました。もれの小学校はその中で最も田舎町にある小さい小学校で、一学年が50人前後でした。
もれの地区には塾が無かったため、他の小学校の校区にある市街地の塾へ通うことにしました。田舎なので塾も無いのです。
小学校を卒業するころ、近所に宮野(仮名)が引っ越してきました。宮野とは昔、一度会った事があったのですぐに友達になりました。そして宮野ももれが通っている塾に通うことになりました。
その塾で市内2番目の小学校の生徒である河合(仮名)と友達になりました。
そして4月になり、中学に入学すると河合、宮野、もれは偶然同じクラスになったのです。
入学当初は出席番号順の席でした。もれの通った中学では生年月日順ではなく、氏名順の出席番号でした。宮野ともれは席が前後でした。河合は席は遠かったですが、いつも一緒のグループで遊んでいました。
そして席替えの時期がきました。ホームルームで席替え方法が決まりました。
まず、男女別で仲の良い者が3人グループになります。そしてグループの代表がくじを引く。 くじの結果、同じ番号を引いたの男女グループが同じ班になるというものでした。
教室は縦の列が6列あり、1列目は男子、2列目が女子、3列目男子・・・という風に並びます。
つまり必ず男女が隣り合う形になるのです。
そのため、くじを引く前に男グループ、女グループがそれぞれの縦順を決めました。 もれのグループは前から宮野・河合・もれの順になりました。
そしてくじ引き。もれのグループは河合が代表してくじを引くことになりました。
番号は4班。真ん中の列の一番前のかたまりでした。つまり宮野は教壇の目の前ってことです。
まだ男女のどのグループが何番を引いたかはわかりません。
机を移動して初めて相手の女子グループがわかるというなかなか面白い方法なのです。
みんなわくわくしながら机を移動します。が、誰がどこか全くわからないので大混雑しました。
<つづく>
席替えから戦争・・・?