もれが会社の独身寮にいたころのこと、とある事件が起こった。
今日はその話を掲載したいと思います。
ちょっと長いので、数日に分けて書きます。
もれは同期で同じ寮に住むY三郎と21時ごろに駅から寮へ向かって歩いていた。
すると寮のほうから別の同期Mが歩いてくる。
「おお、M。さてはこれから夕食だな?」
と、簡単に挨拶を済ませて、
そのまま寮の玄関を入る。
寮は玄関を入るとロビーがあり、階段を経て廊下、
各部屋のドアという3階建てのワンルームマンションタイプで
食事は付いていない。
玄関を入って、郵便物やクリーニング上がりのチェックをして階段へ。
階段スペースにはゴミ捨て場があるのだが、
そこでもれの目に見なれぬダンボールが飛びこんできた。
「はて?箱で物を捨てるのは珍しいな・・・。」
箱の横を通り過ぎようとした瞬間、
箱のふたが微妙に開いていて中が見える。
もれとY三郎は同時に「あ!」と立ち止まった。
Y三郎もこの奇妙なダンボールに気づいていたようだ。
ダンボールの中には大量のビデオテープが・・・。
「こ、これはもしや・・・!」
二人で物色してみるとやはりアダルトビデオだ。
しかも市販のものばかり。約50本はあっただろうか?
Y三郎ともれは数本ずつ手に取りタイトルを見る。
「マ、マニアック・・・」と
絶句するようなタイトルのものが多い。
もれが手に取ったテープは
スカ○ロビデオ
スカ○ロビデオ
無名女優
スカ○ロビデオ
スカ○ロビデオ
無名女優
スカ○ロビデオ
・・・
という感じだ。
※スカ○ロビデオ=排泄物モノビデオ
Y三郎はというと、やはりスカ○ロビデオの多さにびっくりしている。
15本程度を除いて全てがスカ○ロビデオだった。
※これは10年ほど前の話で、マニア系のジャンルはまだ盛んではなかった。
「とりあえずスカ○ロはいらない。この15本を二人で山分けじゃ~!うはははは」
残り40本のスカ○ロは全て残して、それ以外を全て分配する。
「よし、こうしよう5本と10本に分けてローテーションしよう。」
というY三郎の提案で分配する。
なんで5本と10本なのか。
Y三郎の部屋は同期の出入りが多いため、数が多いと目に付くからだろう。
もれはあまり気にしないので、特に異論はなかった。
そして残ったスカ○ロテープの山を箱に戻しながら
「でも・・・誰が捨てたんだ・・・?」と
ほぼ同時に疑問を発した。
あまりにもスカ○ロに偏りすぎていたためだ。
<つづく>
次回:犯人は誰だ(?)