シンプルで静謐なアレンジで、名曲を聴かせる【Lotte Kestner】の素晴らしいカヴァー集。 | moreブログ

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元Trespassers WilliamのANNA-LYNNE WILLIAMS。

Trespassers Williamはシアトルのオルタナ・シューゲ・フォーク・ドリーム・ポップ・バンドで、MAZZY STARのHOPE SANDOVALにも例えられていたANNA-LYNNE WILLIAMSのヴォーカル。

そんな彼女がバンドと並行して活動していたソロ名義である【Lotte Kestner】

2005年には、ケミカル・ブラザーズのアルバム『Push the Button』に収録の「Hold Tight London」にヴォーカルで参加して話題にもなりました。

 

そして今回リリースされるのは、彼女の繊細な歌声を存分に堪能できるカヴァー曲集。

 

Lotte Kestner 「Covers」

 

2013年にアルバム『Until』を作る際にKickstarterでクラウドファンディングを利用し、そのときに出資してくれたファンに対するリターンとして、ファンがリクエストした曲をカヴァー。

リクエストされたカヴァー曲はEPとして定期的にリリースを重ね、その後2年間をかけ、最終的に録音されたカヴァー曲の数はなんと60曲にまで。

その中から17曲に絞りこまれたベスト・アルバムとしてリリースされたのが今作のカヴァー曲集。

シングルとしてもリリースされたニック・ドレイクの「Pink Moon」ではじまり、

ベック、レディオヘッド、マジー・スター、スロウダイヴ、デペッシュ・モード、フレーミング・リップスと、ロックやシューゲイズのクラシック・ソングを中心に選曲。

 

一覧はこちら

 

Pink Moon (Nick Drake)

I Get Along Without You Very Well (Chet Baker)

Don’t Dream It’s Over (Crowded House)

Lost Cause (Beck)

How To Disappear Completely (Radiohead)

Wish You Were Here (Pink Floyd)

Rikk Agnew (Lisa Will Insult You, Darling)

Where I’m Headed (The One AM Radio)

I Don’t Know What I Can Save You From (Kings of Convenience)

Van Occupanther (Midlake)

Imagine (John Lennon)

Fade Into You (Mazzy Star)

Not A Job (Elbow)

Alison (Slowdive)

Enjoy the Silence (Depeche Mode)

Do You Realize?? (The Flaming Lips)

I’m Going To Go Back There Someday (Gonzo)

 

 

アコースティック・ギターのシンプルな弾き語りを中心に、その透き通った歌声によって、さまざまな名曲群がフォーキーで物憂げなLotte Kestner流サッド・ソングに仕立てあげられた傑作盤。

シンプルで静謐なアレンジで名曲を聴かせる素晴らしい作品です。

 

Lotte Kestner 「Covers」の詳細は こちら

 

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