【2011年にmoreした5枚】 by akiomi | moreブログ

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【2011年にmoreした5枚】その5 ラストはボクです!

さてさて、今年は本当に色々ありましたね....

個人的には、あまり多くは語れない知る人ぞ知る紆余曲折(笑)の末、「more records」のオープンに至ったことが、やはり大きな出来事でした。

それもこれも皆さまのご支援のおかげでございます。

この場を借りて改めて、お礼を言わせていただきます!

ありがとうございました!

来年も何卒、よろしくお願いいたします!!


・・・・って本題に入らず、締めちゃいましたww

それでは、全くもって私的セレクトな5枚をー!

【Miles Davis/Bitches Brew Live】

more more してます。

『Bitches Brew』吹き込み前夜の1969年7月5日、仏ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル出演時の貴重なライヴ音源3曲が目玉!電化マイルスが絶頂期を迎えようとしていたマイルス・デイビス(tp)、チック・コリア(elp)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・ディジョネット(ds)による”ロスト・クインテット”が織り成す混沌が渦巻いたかのような強烈な演奏!しびれる!特にジャック・ディジョネットのドラムがぐいぐいキテます!!!

スゲッ!

当時はロックが隆盛期。自伝などでも有名な「その気になれば俺は世界一のロックバンドを作ってみせるよ」の言葉通りオープンホーンで吹きまくってますな!

映像はないのでこちらで!




それで、次。

【THUNDERCAT/The Golden Age of Apocalypse

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フライング・ロータス全面プロデュース、天才ベーシスト。音楽エリート家族の血統から遺伝子に組み込まれてたんだろうねー。

「16歳でソウルの大御所リオン・ウェアと共に来日を経験し、西海岸ハードコアの伝説的カリスマ、スーサイダル・テンデンシーズにベーシストとして加入(現在もメンバー)。
さらにスタンリー・クラークからスヌープ・ドッグ、エリック・ベネイなど、これまでツアー/作品に参加したアーティストは多岐にわたる」...ってなんだ、そのキャリア?(笑)

一聴した時は、粒立ち良く、音数が多いジャコ・パストリアスのスタイル踏襲イメージが強くて「ふーん」てなもんでしたけどもう少し突っ込んで聴くとやっぱりフライング・ロータスのプロデュースが効いてますな。

「宇宙です!」

コズミックなトラックとあいまって気持の良いバランスは保ちながらも、音が絡み合い、連続する「うねり」生み出してます!これ、停滞したニュー・ジャズ/フュージョン・シーンに一石投じたんかなー!ジョージ・デュークのカバー「For Love I Come」が話題になってたけど・・・

映像はLIVEでーす!



【Steve Cropper/Dedicated】

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大好きなスティーヴ・クロッパーの原点回帰とも言えるオーティス・レディング、ウィルソン・ピケットによるR&B、Doo Wopやファイヴ・ロイヤルズなどをカヴァーしたアルバム!何をかいわんやの巨匠ですから。

こんなツボを得た一音を鳴らされたら、そりゃ降参です!

ゲストもスティーヴ・ウィンウッド、B.B.キング、ダン・ペンなどが参加で豪華!
単なるおじいちゃん達の企画盤に終わってないところがさすが大師匠!

でもジャケはアレだね・・・(笑)



【Raphael Saadiq/Stone Rollin' 】

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これはウチのスタッフのzatが持ってて、ちょっと聞かしてもらってすぐ買っちゃった!
ちょうどスライ・ストーンの復帰作も出てた時期だったけど、スルーしてこっち(笑)!
前作もこの60'S、70'SのSOUL、FUNK路線だったけど、これは更にエネルギッシュな感じ!
聴いてて胸がすくね!
オーセンティック過ぎーの嫌いはあるかもだけど

単純に気持ちいいSOUL、FUNK!!

って意外にないからね!これステキ!



さあ、ラストは・・・

【NICK LOWE/the old magic】

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ライ・クーダーか、こっちかで迷ったけどこちらに。
え、またジャケが微妙?(笑)
ま、リズム&ブルース、ロックンロール、カントリー、50~60年代ポップスなどアメリカへのオマージュってことで、このジャケットなんでしょ。まあ内容は

まさに「Old Magic」!

深さが違うね!
御大イギリス人なのにね。ブリンズレー・シュウォルツ時代のと比較してもしょうがないかもですが。
アメリカンミュージックの宝石箱かね?(笑)
音数が少なくて落ち着いた味わいだけどホントに佳作揃いですよ。さすが御大!
盟友エルヴィス・コステロも参加でハートウォーミングな1枚!



以上がボクが【2011年にmoreした5枚】です。

あえて、お店にある商品は選んでません!

なぜなら、more recordsにある商品ををあげたら5枚なんかじゃ、全く収まりませんから!!!

来年も素晴らしい音楽との出会いがありますよーに!!

by akiomi