展示会の準備では
まず届いた10〜20箱のダンボールから反物や帯を取り出します
その大きな空箱を下の物置に持って行くのですが
一度にせいぜい2箱しか持てないため
十数段の階段を何度か往復します
片付けるために段ボールを持ってくる時も同じです
その時に足の裏の土踏まずの踵側(少し内より)で着地して
そこから小転子(しょうてんし)に繋がるのをイメージします
脚の外側ではなく内側の筋肉を使っている感覚です
小転子は肛門がある部分の少し外側にあるコロッとした小さい骨です
土踏まずの後ろ側の少し内側からこの小転子を通って、そのまま着物の衿合わせ部分を左右交差させ頭上に吊られてるイメージです
これで常に歩いたり走ったり踊ったりすることで
体幹が鍛えられるそうです
膝や腰に負担がかからないし
脚のO脚も防げるそう
日舞の時は特にこの感覚を意識するようになりました
すごく姿勢が悪かったのに
ちょっと意識するだけで姿勢が変わりました
いつの間にか背筋力もつくようです
たまたま整形外科で背筋力の検査をしたら褒められました笑
姿勢の良さは背筋力が大事のようです
と言っても歩いたり運動するのはあまり好きじゃなくて
もともと深海魚気質なので
必要に迫られて出かける時くらいは
歩き方に気をつけて体幹を鍛えようかなという程度です
自転車に乗れない冬場は不便なのですが
夏より良く歩くので
自然と足腰が鍛えられます
展示会の時は畳の上での立ち座りする動作がとても多いので
その時もなるべく踵から小転子に力が繋がるように意識します
膝を痛めないためです
自宅でスクワット運動するとか出来ないので(1日坊主で終わる)
仕事しながら下半身を鍛えている感じです
おかげで冬場の日舞のお稽古では立ち座りがスムーズです
でも電動自転車に乗り始めると足腰弱ります
何度も自転車やめようと思ったのですが
移動時間が半分になるのと荷物を持たなくていいので
乗り始めるとやはり便利さに負けてしまいます