二日目も着物で出勤しました
最高気温33度の予報でしたが
誰も着物を着ない日だから
逆に着たくなるれんれんです
寒さに震えながら着物を着る冬よりも
汗かきながら着る暑い夏が好きなのです
皆に変態と呼ばれます
支度を終えて出かける前にパチリ
琉球絣(本藍)、麻の名古屋帯(小千谷)、羽織(お召し)
羽織を羽織ってバスの時間まで
LINEカメラにこんな機能があることを知って遊んでしまいました
今日の着装シーンから
上田紬の花織と名古屋帯(篠屋織物)
篠屋(ささや)織物は西陣証紙番号4番の老舗中の老舗です
証紙番号は西陣織物組合に登録する際に機屋さんに与えられる番号です。1700年代後半から現代まで3000番近くありますが、現存している機屋さんは200件くらいです
上質な糸なので絹鳴りします
笹のマークが目印の篠屋織物
篠屋と書いて「ささや」と呼びます
裏に糸が渡っていないから不思議
高度な技術です
80代の方が織られているそうですが
後継者がいないそうなので
将来、永久欠番になってしまうかもしれません
平山先生の小紋と袋帯
月華紬(お召しと紬のブレンド)と篠屋織物の袋帯
爽やかで品があります
良くお召しとおしゃれ小紋の違いがわからないと聞かれますが
お召しは普通の糸と強撚糸(何千回と糸をねじる)を混ぜることで微妙な凸凹を生じさせ独特のシャリ感のある生地です
シワになりにくいのが特徴です
11代徳川将軍家斉がこの生地を好んでお召しになって以来
将軍家のお召し物となり名付けられました
紬と同じく糸は先染めしていますが
高貴な方がお召しになっていたことからおしゃれ小紋より格が上と言われています
無地系でしたら帯次第でフォーマルの場面でも着用できます
帰宅後のパチリ
帯枕をしなくてよい角出しにしました(適当に結んでいます)
麻の襦袢に衣紋抜きを付けていないので着物の衿元から襦袢が出てきやすいです
お手洗いの度に襦袢を引っ張ってました
脱いだらシャワーへ直行です