ウィルの展示会は基本的に予約制です
各担当からお客様にご案内をして
予約を受けて初めて出勤できます
なので
他のスタッフのお客様しかいない時には出勤できないので自宅待機します
予約入らなさそうと思い映画を観に行ったことがあるのですが
久しぶりのお客様から予約が入って慌てて出勤したこともあったので
展示会中はいつでも出かけられるように準備をして自宅にいるようにしています
担当スタッフだけの出勤形態は余計な人件費を抑えられますし
街から外れた場所にあるので目の玉が飛び出るようなテナント料などがかからない分を
お客様にお値段で還元できるように頑張っています
お仕立て代や丸洗い代も良心的な値段設定です(良くお客様から感動されます)
展示会の内容もその都度、変わるので
お手入れやお受け取りなどの用事がなくても
買えないけど着物を見たいから行くわ〜などとおっしゃりながら、気軽にお越し下さる常連様やご紹介に支えられているお店です
おかげさまで入社した頃食事会の参加者も少しずつ増えてきました
ただ
4日間ほどの展示会が月に2回あるだけですので
気の向いた時にいつでも行けるお店ではないのと
担当にいちいち予約の連絡をしなくちゃいけないので
お客様にとってはどうなのかなぁ、、、と思うこともあります
きっと面倒くさいお店だよなぁと
「こんなへんぴな場所のめんどくさいお店、自分なら行かないよね〜うんうん
本当に展示会の度に来て下さるお客様はありがたいよね」←スタッフ同士の会話
と言うことが良くあります
スタッフには売り上げのノルマがないので
購入するしないはあまり関係なくて
ご予約いただけるだけでも本当にありがたいのです
着装で遊んでいただいたり
企画品を求めて来てくださるだけでも嬉しいのです
(なので生活のためとか収入のために働きたい人はウィルに向いていないかもしれません)
好きな着物や帯に囲まれて
着物好きなお客様達と仲良く関われる
そんなお仕事が楽しくて
その時その時に出来ることをしてきただけで
まだまだ知識も乏しいのに
気がついたらもう20年目を迎えてしまいました
初出勤が19年前の連休明けの展示会で
5月6か7日だったと記憶しています
あっという間の19年です
何年目頃からか
わざわざ予約をして時間を作って来て下さる方に
何か小さなお土産を〜と
自分の好きなちょっとしたお菓子とか
出先で見つけた美味しそうな物を買って
帰りがけにお渡しするようになったのですが
選ぶ基準は余ったら自分で食べたいものなので
完全に自分の好みの押し付けです
「この間の美味しかったわーいつも珍しいものありがとう!」なんて言われると
すごく嬉しくて←単純
ますます張り切ってしまって今に至ります
本当に自己満足なんですけど
次は何にしようかな?と常に考えていて探すのが楽しいのです
今年も連休明けまもなく展示会があります
記念すべき20年目を迎えるお土産は
れんれんが一番好きなお菓子にしました
タケダ製菓(札幌市北区)えぞ厚焼
北区までは遠くてなかなか行けないのでネット注文したのですが
カシューナッツ厚焼(左)を発見したので
どうしても食べたくなり取り寄せました
それぞれ25個ずつ
久しぶりに食べたらやっぱり美味しい
似たお菓子もありますが
タケダ製菓さんのこちらのお菓子ほんとうに美味しいのです
落花生(南アフリカ産)の粒が大きくて歯応えが良くて甘味が広がります
小麦粉、砂糖(甜菜)、牛乳など全て北海道産というこだわりで
きめの細かい優しい味とナッツの歯応えとの相性が素晴らしいのです
第19回菓子博覧会で通産労働大臣賞を受賞←うなづける〜
カシューナッツ入りは初めて食べてみましたが
落花生のよりもあっさりした感じでした
こちらも美味しいけどやはり元祖のえぞ厚焼が最高です
札幌にこんな素晴らしいお菓子を作っている製菓会社があるなんてとても嬉しいです
あまりpickしないけどこれは美味しいのでしちゃいます
たくさんいらして欲しいけど
これは余っても嬉しい