三日目を迎えました
昨日、ご来店下さったYちゃんが今日も来てくださいました
まず昨日の着装シーンから
泥染の小紋とハーブ染めの名古屋帯
絽の小紋と夏の袋帯(まいづる)
江戸紅型(単衣用)の帯に変えて
たくさん着装してもらった中から
泥染めの小紋がとても気になって、再来店して下さいました(千歳から!!)
十日町では一人しか作れる人がいないとのこと
地模様の入った白生地に泥染めしたものです
泥と水での染めと洗いを30回くらい繰り返して生地の中に定着させていくそうです
自然に生まれた、言ってみれば染めむらのようなものが幻想的な濃淡で次模様を浮き上がらせます
同じものは2枚作れないとのこと
根気が必要な作業、そして大量の水での洗い作業が必要なため、寒い時期に作るのは勘弁して欲しいと職人さんから言われているもので
続けては作れないそうです
大変希少価値のある小紋です
泥染の小紋
生地に何とも言えないシャリ感が生まれます
夕方からいらして下さったYさん
青柳の総絞り小紋と手染めの江戸紅型の帯が
とても似合いました
お能の発表会のあとに立ち寄って下さいました
お着物の上から着装しています