一日目の昨日は
鮮やかな沖縄のミンサー帯に目に留めて下さる方が多かったです
春の陽気と共に自然と明るい色を求めるのかもしれません
朝一番でいらしてくださったK様は
いつもはシックなお色がお好みなのですが
黄色いミンサー帯を見て、可愛いと目に留められました
将来、家で着物を着て過ごす時にこんな帯を結びたいなぁと話しておられました
素敵
こちらも綺麗なミンサー帯です
ブルー系のほうは花織が施されている手織りの八重山花織(石垣島)です
ピンク系のほうも石垣島で織られた
八重山ミンサーです
独特の五と四の柄は『いつの世までも〜』という意味がこめられています
八重山諸島で織られたものは
総称して八重山ミンサーと呼ばれますが
竹富島で織られたものは竹富ミンサーと呼ばれます
八重山花織の証紙
八重山ミンサーの証紙
どちらも素材は綿なので、年中結べて手洗いすることもできます
合わせている着物は結城ちぢみ(茨城県)です
結城のほっこりした温もり感も良いのですが
結城ちぢみは夏も着られるように単衣用に糸を紡ぎ
かつ強く撚りをかけることで、シャリ感を出しています
肌に張り付かず、生地がしっかりしているので
5月頃から10月頃まで着用できます
濃い色もあります
北海道も年々、夏が長く湿度も高くなってきました
サラリと羽織れる結城ちぢみは
長いシーズンで重宝していただけると思います