最終日の今日は
お着物でいらして下さったお二人に
人間国宝 羽田登喜男の訪問着を
着装していただきました
羽田登喜男
1911~2008年にかけて活躍した日本を代表する手描き友禅作家。
彼の作品は「羽田友禅」と呼ばれ、京友禅と加賀友禅を融合させた独自のデザインが特徴。
「羽田友禅」は国内外から高い評価を受け、1988年に人間国宝に認定。
「羽田友禅」はおしどりや梅の柄が有名ですが
こちらの青もみじ柄は大変珍しい作品とのこと
何よりこの全面に施された蒔絵に大変価値があるそうです
なぜなら、羽田登喜男の蒔絵は蝋で一点一点手でたたき染めするとのこと。
それから生地を染め、後で蝋を落とすと
この白い点々が浮かび上がり蒔絵となります
華やかな色合いがオス、地味なほうがメスです
メスも描かれているのは珍しいです