昨晩は冷凍していた秋刀魚を解凍して焼いたのですが

いつものようにフライパンで焼くように言われます

義母のやり方はフライパンにクッキングシートを敷いて

その上で秋刀魚の頭としっぽを魚専用のハサミで切ってのせて焼きます

フタをするので、焼くと言うより蒸し煮感覚です

夫が素朴な疑問を投げかけます

「どうして魚焼きグリルを使わないの?」

お義母さんの答えは

「後で洗うのが大変だから、一度も魚焼きグリルは使ったことがない」

れんれんはグラタンの仕上げをしていたので、手頃な大きさのステンレスのフライパンで夫に秋刀魚を焼いてもらいました

台所の様子を逐一、義弟に聞いているお義母さん

居間のほうから

なんでそれで焼いているのか?!と怒リ声が聞こえています

お義母さんの言うフライパンとは

丸い大きなホットプレートのことなのです滝汗

いつもある場所になかったので

処分したのかなと思っていたら

奥のほうに置いてあって見えないだけでした

良くお魚を食べるうちなのに

使う度に引っ張りだすようです

そっちのほうが面倒臭いのではないかな

とは口が裂けても言えません滝汗

それもお義母さんの新しいこだわりなのです

盛り付け方も

酢の物にトマトを付け合わせて小鉢に盛り

秋刀魚と大根おろしを別のお皿で出したのですが

なんでこんなふうに別々にするの?!
こんなにお皿を使ったら洗うの大変でしょ!

と怒りながら

目の前で秋刀魚のお皿にトマトと酢の物をドサッと入れられてしまいましたガーン

「私が洗うんですから、いいんですよ」

と言ってもお義母さんには通じません

誰が洗うとかは関係ないようです滝汗

全てにお義母さんなりの決め事やこだわり以外のことをされると腹が立つようなのでみんな大変です

少しでも違うと怒鳴られます

若い時はそれがキツくて…陰で泣くしかなかったのですが

今はたくましくなったれんれんウインク(これがホントのお陰さまですね笑)

いちいち気にしていたら身が持たないので

今では全部笑いに変えて流しています

片付けを終えて台所の床ふきも終えて居間に戻ると

「ご苦労さん、大変だったね」と声をかけてくれました。

以前は当たり前、でしたが、最近はそんな言葉をかけてくれます


夫はまた

「こだわりが強くて絶対に妥協しない頑固な母親」

「やはり疲れる…義弟が可哀想だ…」

とボヤいていましたが

義弟も怒られるのはもう慣れっこで

そんなに気にしていないように思います

義母への献身ぶりに私達はいつも頭が下がるのです

さて、今日は全ての荷物を搬入する日です

入居は来週か再来週になりそうです

そんな義母と自宅で一緒にご飯を食べられるのも最後かもしれません

そう思うと貴重な一日です

夕飯は何にしようかな


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ふわり