新潟県十日町シリーズの
展示会が終わり
昨日、片付け作業をしてきました
展示品を全て
たたんだり丸めて積んでいき
点数を確認してから
段ボールに詰めます
まもなく佐川急便さんが来て
次の展示会場へ
運ばれていきました🚚
何もなくなった店内のお掃除をして
次の展示会までの
着方教室や日舞教室の会場を作ります
毎回そんな流れです




展示会の振り返り
説明して下さる『雪布庵』の越村氏は
おじさんダジャレギャグを
連発するので
ほのぼのとしていて
楽しかったです




I様が帯コーナーを覗くなり
この一枚に目を留められました

↓
まるで訪問着のような柄つけです
様々な絞りの技法を用いて
とても手がかかっている帯です
日本の大河ドラマの衣装を
ほとんど手がけている
『青柳』という伝統のあるメーカーさんが
着物の柄を帯にしてみたら
どうなるだろう?ということで
作られたそうですが
この柄はお太鼓だけではなく
結ぶと見えなくなる部分にまであるので???
無駄な労力?をたくさんつぎ込んだ帯
とも言えます
けれど、そんな職人の心意気が
詰め込まれた作品に
目と心を奪われたI様の感性が
素晴らしいと思いました
I様「これだけ他の帯と違う!」
と言って手に取られたのです
手を惜しまずに作られた作品は
それだけのオーラを発しているように思います
結ぶだけではなく
飾っておきたい帯にしたいそうです

日々、お客様の感性から
教えられることがたくさんあります



