初日の今日、4ヶ月ぶりにK様とお会いすることができました

急遽入院され、手術を受けたとメールでお聞きして案じていたのですが

すっかりお元気になられて、変わらないご様子でした

食欲もしっかりとあるそうで安心です

本日、目に留めて下さったのは黒地の小紋でした
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バラ柄(印伝の技法)の小紋


朝一番にいらして下さったF様は、先日お買い上げいただいた本畳草履の鼻緒を足に合わせるためご来店

丸サ木村さんの鼻緒をすげる職人技(美しい手)と履き心地の良さにとても感動されていました

お着物は吉澤与一の単向きの紬に目が留まり、その繊細な色彩と織りの美しさに何度も目を凝らして見つめて感嘆の声を上げて下さいました

そして、その後、街で半衿を見ているけれど、とても値段が高いので、さっきは良いものを半額で買えて本当に良かった!嬉泣と言うメールを送って下さいました

お客様のそれぞれの感性や状況によって、何に目が留まり、何に心惹かれ、何を喜んでいただけるのか

全く予測がつかない事が多いのですが

それがまた楽しみでもあり、このお仕事の醍醐味でもあります


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夏半衿  とんぼ柄

トンボは勝ち虫と言われ戦国時代から縁起の良い柄として重宝されています