おはようございます
今年は最低でも月1回ペースでトレーナーらしい記事を更新
と決めていたのにいきなり忘れそうでした
朝のセッションスタート前に頑張って更新!
南海線なんば駅徒歩1分!
パーソナルトレーニングスタジオ
Posture&Movement
代表/トレーナー 川合 智です
いやはや、1月でいきなり未達成に終わるとこでした
というわけで、何を書こうかなと・・・
そんな時は語ると楽しい「肩」で
当スタジオにお越し頂いた肩・・・いや、方で多かったケースのご紹介を
■四十肩
■腕を動かすと肩の前方が痛む
■投球時に肩が痛む
など・・・
の悩みでお越し頂いたクライアント様の姿勢は
肩甲骨-上腕骨
のみで観れば以下のような位置関係になっている方が多いです。
(肩甲骨の位置については今回触れず)
■上腕骨頭の1/3以上が肩峰より前方にある
■上腕骨頭が上腕骨遠位より前方にある
上記のような姿勢では腕を動かす際に
上腕骨頭は前方移動し、肩甲骨関節窩に対しての求心位を保てません。
結果、インピンジメント症候群etcを引き起こし、「痛い」や「動かせない」。
では、なぜ上腕骨頭に位置異常が起きているのか?
これは、
■肩関節後方軟部組織の硬縮
(上腕骨外旋筋や後部関節包など)
の影響が大きいのではないかと思います。
ちなみにその時、前方組織は弛緩しています。
じゃあ、「なんで後方軟部組織が硬くなるんだ」
と当然なるわけです。
それに関しては以下が原因として挙がるのではないかと考えています。
大きな力を持っている大胸筋や広背筋といった筋肉は共に肩関節内旋筋です。
それらに対して肩関節内旋のforce coupleとして働き、求心位を保つために大切なのが
肩甲下筋
ですが、より強い力を持つ内旋筋の大胸筋・広背筋などの力に引っ張られて
上腕骨は前方に移動してしまいます。
そして、肩関節の内転や水平内転という動作は後部関節包を緊張させるそうです。
大胸筋・・・
肩関節の水平内転・内旋・屈曲
広背筋・・・
肩関節の内転・内旋・伸展
特に大胸筋なんかは後部関節包を緊張させそうですね
また、強い力を持つ肩関節内旋筋が作用する際に小さな上腕骨外旋筋群が
ブレーキを掛けるために起こすECCによりover useに陥り、
硬縮・緊張しているのもあるのではないでしょうか。
上記のような理由から硬縮・緊張した後方軟部組織は
腕を動かす際、上腕骨頭の後下方へのすべりを阻害します。
結果・・・
■肩が痛い
■肩が動かせない
となる訳です。
他の可能性を挙げようとすればキリがないのでこの辺で
どうしても肩甲骨の話しも出そうになります。
肩関節後方軟部組織が硬縮・緊張している方にお勧めしているのが
コレ

Releaseしてくれます
痛みが改善されたり、肩の動きが良くなったりします。
愛用により既に丸型でなくなってる
と、まあ立位姿勢などには問題がなく、動作時の筋動員パターンに問題がある方もおられますので
そういった場合は動作の中から問題点を見つけ出していくわけですね。
徒然なるままに書きつづり中途半端なところもありますが、今月はご容赦くださいませ。
さて、夜までセッションスタート!
木曜は頑張る日
クライアント様が(笑)