こんばんは
ようやく身体情報更新までかぎつけた、
南海線なんば駅徒歩1分に加圧&パーソナルトレーニングスタジオをオープン予定のパーソナルトレーナー川合 智です
ふう、事務作業一段落
FAIに入る前に「動作の質」と題してPICRというモノを・・・
さて、人間とはひとりひとり、顔や身体が違うように「動作」も違います。
可動性や安定性といった目に見えて分かる差でなく、動きの質も違います。
例えば、歩行時・・・
ちゃんと後ろまで脚を蹴る必要があります
ほとんど同じように動いてるように見えるのに、
誰かは痛みなんかない。
また別の人は「鼠径部が痛い」というように、パッと見は同じように動いているように
見えるのに全然別の状態になっている方も・・・。
そんな時、身体にはこんなことが起こっているかもしれませんね。
ちょっと小さくて見づらいですが、こんな風に同じように見える動作でも
実際に動作の質を見てみると全くの別モノです。
上:大殿筋優位で大腿骨頭はほぼ同じ位置に固定
下:ハムストリングス優位で大腿骨頭は前方にすべる
同じような動作に見えても筋・骨・神経発火という面でみれば完全に別モノ。
このように関節が動く際の軸になる中心点を・・・
ICR:instantaneous center of rotation(瞬間回旋中心)といい、
その軸の通る軌道をPICRという考え方があったり・・・。
つまり、このようにハムストリングス優位で動いていると大腿骨頭は前方にすべり、
股関節の関節包前部などにダメージを与えるかもしれないわけですね。
更に腸腰筋が機能低下していれば、尚さらですね
ちょっと中途半端なシメですが・・・
そういった動きの質まで適切に評価してくれる
トレーナーさんはGod Eyeを持っているとかいないとか・・・。
なんにせよハリボテトレーナーにはなりたくないものです。
あ、ハリボテトレーナーってのは次回にでも。
ちょっと辛口記事になりますが・・・