こんばんは。若松怜英です。
まだブログ3回目なのに更新が滞ってしまい・・申し訳ないです。


実は最近ウチの奥様がライターとしての活動を開始したり、新米ママさんへ個別に育児相談をしたりと、非常に忙しい状態になったのでそのサポートに回っていました。
まだたくさんやる事があるんですが、自分もやりたい事をしないとバランス悪くなるので、ブログを書く時間をちゃんと確保しようと思います。

さて、今回は「あちらを立てればこちらが立たず」パターンの第2回目です。
簡単に前回の復習をしてから、対立が引き起こす問題の解決方法をお伝えしようと思います。
では、始めますね。
--- ここから復習 ---
前回は平和主義で健気なネコが抱える行動のジレンマについて書きました。
「快適な生活を維持し続ける」ために、2つの相反する行動のどちらかを選ばなければいけない。というジレンマです。
【1つ目の行動】
「縄張り争いをせずファンヒーターを諦める」なぜならば「ケンカでケガしたくないしネコ関係でギスギスしたくない」から。

【2つ目の行動】
「縄張り争いをしてファンヒーターを勝ち取る」なぜならば「ファンヒーターの温風で寒い冬を乗り切りたい」から。

どちらも話の筋が通っていて、且つ、確かに目標達成に必要なものですよね。
でも、2つの要望を同時に満たす事ができない(ように見える)ため、行動が対立した状態になります。

行動が対立した状態だと認識すると、人間の脳は無意識のうちに優劣を比較し、どちらか一方を捨てるという決断をしています。
そのため、判断に迷ったときはそれぞれの行動の裏にどんな要望があるのかを考えてみましょう、というところで前回は終わりましたね。
以上、復習終わり。
--- ここから新しい内容 ---
ここからは、対立が引き起こす問題の解決方法についてお話しします。
結論から言うと、このタイプの問題は全て「あなたの正しくない先入観」によって起こっています。
なので、問題を解決するためにその先入観を明確に認識して、取り除いていくというプロセスが必要になります。
「正しくないとはなにごとだ

」と思われるかもしれませんが、これは「間違っている」ということではありません。
狭い範囲で考えれば正しいのだけれど、広い範囲で考えると正しくない。というのが正確な表現なんですが、具体的に説明した方が早いので次に進みますね。
***** ちょっとした小話。 *****直前の文章で、「先入観を明確に認識して」と書いたのには理由があります。
実は私も含めて全ての人は、自分が抱いている先入観を正確には認識していません。
論理的思考を勉強すればする程、その事を痛感することになります。

最近は、先入観や固定観念を取り除いて問題解決のアイディアを考える方法を「ゼロベース思考」と読んで、本が出版されたり、Webサイトで紹介されたりしていますね。
この「ゼロベース思考」でも、人は誰でも無意識に抱いている先入観があり、それが発想を妨げていると語っています。
私が伝える思考プロセスと「ゼロベース思考」は、この先入観を取り除くという基本的な考え方は似ているのですが、「どのポイントについて先入観や固定観念を取り除く必要があるか?」という一番難しくて重要なポイントについて、私が伝える思考プロセスの方が明確で扱いやすいんじゃないかなー?
と、勝手に考えています(笑)
***** 小話おわり。 *****それでは具体的に、どうやって先入観を明確にしていくのか?について確認してみましょう。
先入観を確認するポイントは4つあります。下の図に①~④の青矢印で記載しました。

①~④には、それぞれの先入観を確認するための質問があります。
①「行動Bをする」と、なぜ「要望A」という要望を叶えることができないのですか?
②「行動Aをする」と、なぜ「要望B」という要望を叶えることができないのですか?
③「行動A」と「行動B」は、どういう時に対立しますか?
④「要望A」と「要望B」の両立が出来ないと思っているのはなぜですか?
今回のネコの例に置き換えるとこうなります。
みなさんも一緒に考えてみてくださいな。
【質問】
①「縄張り争いをしてファンヒーターを勝ち取る」と、なぜ「ケンカでケガしたくないしネコ関係でギスギスしたくない」という要望を叶えることができないのですか?
②「縄張り争いをせずファンヒーターを諦める」と、なぜ「ファンヒーターの温風で寒い冬を乗り切りたい」という要望を叶えることができないのですか?
③「縄張り争いをせずファンヒーターを諦める」と「縄張り争いをしてファンヒーターを勝ち取る」は、どういう時に対立しますか?
④「ケンカでケガしたくないしネコ関係でギスギスしたくない」と「ファンヒーターの温風で寒い冬を乗り切りたい」の両立が出来ないと思っているのはなぜですか?
【若松怜英の考え】
※分かり易いように一問一答にしていますが、先入観は思いつく限り書き出した方が良い解決策を思いつきますよ。
①縄張り争いはプライドを懸けた戦いなので、必ずどちらかケガをするし、負けるとヘコむ。→ これはDNAに組み込まれたものだし、ネコを慰める事は出来ないから解決出来なそう。
②暖かい場所はファンヒーターの前だけだから、縄張り争いをしない = 寒い冬を過ごすことだと考えている。→ おや?何か解決策を出せそうじゃないですか?
③寒くなければ対立しないが寒くなってファンヒーターが必要になると対立する。→ どうやらファンヒーターを奪い合わなければいけない状況がボトルネックのようですね。奪い合わなくてもいいようにするには・・・?
④暖かく過ごす手段はファンヒーターを使うしか無いし、ファンヒーターを使うには他のネコとケンカしなくちゃいけなくて、そうすると関係がギスギスしちゃう。と考えている。→ 暖かいのはファンヒーターだけ?ファンヒーターを使うと必ずケンカ?これって寒い地域のネコ全員がそうなのかな?
【結論】
みなさんどうでしたか?
若松怜英が考えた結論はこうです。
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問題のボトルネックは、「現在暖かい場所がファンヒーターの前だけしかなく、しかもファンヒーターが1台しかない」ことである。
このボトルネックによって、限られた「暖かい場所」というリソースを巡ってネコ同士の不要な争いが生じ、結果としていつも平和主義の健気なネコが犠牲になっている。
この状況を解決するためにネコがすべきことは、飼い主に下記の要求を提示する事である。
1. ファンヒーターの追加購入、またはより高性能なファンヒーターへの買い替え。
2. こたつや床暖房、電気毛布といった、新しい暖房設備への追加投資及び運用
3. 暖房設備の運用が停止する夜間は、飼い主の布団の上で寝る事を承認すること。
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という事で、我が家では2と3の案を採用した次第であります(笑)
さて、隠れた先入観を明確に認識して解決策を考えてみましたが、いかがでしたでしょうか?
写真やら質問から回答やらがたくさん出て来てゴチャゴチャしてしまいましたが、なんとなく頭で考えている事をこうやって図にして分解すると、解決策が出てくる事があります。
しかも他の人と一緒にやると、さらに効果的です。
なぜならば、他の人はあなたと違う先入観を持っているからです。
あなたにとって問題でも、他の人からみると「何が問題なの?」となるケースは少なくありません。
ぜひ試してみてくださいね

最後に、ちょっと真面目な話をしたいと思います。
今回のブログでは、2つの行動が対立することによって発生する問題の解決法を説明しました。
しかし、実はあなたにとって本当に問題なのは、「対立で問題が発生すること」ではなく、「対立した行動のどちらか一方を捨ててしまっていること」なんです。
ブログに掲載した図を見ると、一方の行動を捨ててもその先にある要望が叶わない「だけ」のように思えますが、それ「だけ」ではないんです。
世間一般に言われる成功者は、口をそろえて「諦めない事が成功の秘訣だ」という言葉を残しています。
これは、問題に直面したときに妥協せず理想を追い続ける事の重要性を訴えています。
つまり、行動が対立して普通なら妥協してしまう状況であっても、諦めずに考え抜き、その裏にある要望を全て満たす案を見つけた人だけが成功しているという事です。
考え方が分からなければ諦めるしかありませんが、思考プロセスを学んで習得すれば自分の理想を諦める必要は無くなります。
私が書くブログで一人でも多くの人が、自分の人生に欲張りになる事を願っています。
今回も、長文にも関わらず最後まで読んでいいただきありがとうございましたー!


ではでは
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