おいおい。
お前、
まだ生きていたのかよ?
自分でも笑ってしまう。
そうだ。
俺は残念ながら、まだ生きている。
正確に言えば、
ちゃんと生きていたかった。
それをわかっているのは自分だけ。
もし他のひとが見ていたら、
こいつはもう、無理だと思っているはずだ。
だって俺は…
残念な生き方をしてしまったのだから。
それでもしぶとく生きている。
なぜ?と問われても。
別に死ぬつもりはないから。
そう答えるしかない。
実際にはとっくに死んでいるけどね。
は?
お前、
死んでるのかよ。
信じてもらえないかもしれないが、
ずっと生きてるフリをしている。
もう生きてるとか死んでるとか
どうでもいい。
どっちでもいいだろ。
わからなくなってしまったんだ。
存在というものが。
それなのに…
まだ生きてるよ。
