心に響いたことば
・じゃあ真くんはさ、その高そうなスニーカー、大人になるまで待てる?(中略)ひろかもいっしょだよ。きれいな服も、バックも靴もひろかは今ほしいの。(pp80)
・しかし父さんの人生は父さんなりに波瀾万丈だ。いいこともあれば悪いこともあった。それでひとつだけ言えるのは、悪いことってのは、いつかは終わるってことだな。ちんまりした教訓だが、ほんとだぞ。いいことがいつまでも続かないように、悪いことだってそうそう続くもんじゃない。(pp168)
・ひろかの持ってる明るい色が、真の暗い日々をいつも照らしていたんだぞ。そう教えてやれないのが残念だった。人は自分でも気づかないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。(pp187)
・なんかおれ、えらいうれしかったんだ。もう大丈夫だ、あしたからうまくやってけるって。(中略)そのとき、子供心に思ったよ。今日と明日はぜんぜんちがう。明日っていうのは今日の続きじゃないんだ、って。(pp217)
・この大変な世界では、きっとだれもが同等に、傷ものなんだ。(pp228)
・あなたはあの世界にいなければならない(pp246)