はじめまして、にしもらんです。
日々の中で感じたことを文字に起こそうとアメブロを始めました。
よろしくお願いしますm(._.)m
色々なジャンルについて、古参さん向けと新規さん向けとを使い分けながら書いていきます。

 先日、映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を視聴しました。
賛否両論...いや、殆どの視聴者が壮絶にディスっていますが、記念すべき1回目のブログはこの「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」についての感想を書こうと思います。
今回はネタバレを含まないようにします。
既にご覧になった方向けのレビューは次回...

 初めに言っておきますが、私は大のドラクエファンです。
ナンバリングタイトルは1〜9,11をクリア済みです。
そしてその中でも特に思い入れの強いタイトルが「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」です。
いや〜、正直相当やり込んでます。
どれくらいガチかというと、エスタークを15ターン以内に倒せます。
主人公初め殆どの味方のレベルがカンストしてます。
 そんなドラクエ5信者の私がユアストーリーを視聴した感想ですが...


正直めっちゃ良かったです。
良かった点を述べます。
①美しい映像
 これに関しては誰もが認めるところでしょう。
恐るべし高画質のキャラクターたちが美しいフィールドでヌルヌルと動きます。
キラーパンサーの歩行動作時の筋肉の連動なんかエグいです。
ゲマのデザインもシャーマン感・死神感満載で非常に良かったです。
あとブオーンの質感!
②原作への冒涜無し
 ドラクエ5はプレイヤーが各々のイメージや思い入れを持ちやすい作品です。
一大イベント「嫁選び」もありますしね...
 ですが、今回の映画はどのプレイヤーの世界観も壊さないものであると断言します。
その点では、漫画の実写化などにありがちな「原作への冒涜」が一切無く、古参ファンでも安心して観られます。
③良質ミステリ
 結末を知った時、「そういえばあれも」「そういえばこれも」と散りばめられていた多くのヒントに気づきます。
・タイトルに「5」というナンバリングがない
・タイトルの「ユア・ストーリー」
・冒頭、幼少期のダイジェスト
・不自然に現れたスライム
・主人公の名前       etc...
 そういう意味では良質な推理ものとも捉えられますね。
④キャスト
 青年主人公役の佐藤健さん、すごく良かったです。
「ゲマ...貴様ァァァァ!!!」には痺れました。
あとはゲマ役の吉田鋼太郎さんも良かったです。
個人的には中尾隆聖さんやチョーさんがハマり役かとも思いましたが...
⑤BGM
 ドラクエシリーズの名曲が各所に挿入されています。
私が気付いた分だけでも3,4,5,6,7,8,9のBGMが使われていました。
往年のファンを唸らせる演出です。
クライマックスのゲマ戦で9の「決戦の時」が流れた時には鳥肌が立ちました。




 とりあえず今言えるのは、ファンには是非観に行って欲しいということです。
世界観が壊されることは決してありませんので、面白い・面白くないは別にして、お馴染みのキャラクター達がボイス付きでヌルヌル動くのを観に行って損はありません。
 ただ、原作未プレイの人は観に行かない方がいいですね...
完全に古参プレイヤー向けに作られてますので...
あと、この映画だけでドラクエ5という作品に対する評価やイメージを固めて欲しくないからです。
原作をやり込み、原作に愛着を持った上でこの映画を観ないと何も心動かされないです、多分。

 ネタバレ無しで描けるのはここまでです。次回はすでに映画をご覧になった方を対象に、クライマックスの解釈や世間一般の感想に対する意見など、より踏み入ったレビューをしていきます。
では👋