何から話せば良いのかな…
凄く長くなると思うけど読んでくれたら嬉しい

まず、MoranのOfficialホームページで発表した通り、オレは次のツアーからMoranのライヴ、インストアイベント含めて一時離脱する事になりました。
本心を言えば
ライヴでステージに立ってる時がオレにとって1番自分がZillと言う存在意義や生きてる意味を感じれる場所だし
Holicの笑顔や声や手や、愛情や色々なモノをリアルに感じれる場所だから
出来る事ならこういう形にしたくなかった

それに
7月5日からの3マンツアーは、
ケミカルピクチャーズのてんてん
新興宗教楽団NoGoDのShinnoくん
という
以前オレがやってたバンドで苦楽を共にした仲間とまたこういう形で一緒にツアーに回れる事が前から凄く楽しみでもあったから
正直
自分に対して凄く悔しい…
その後のイベントライヴや森羅万象ツアーも、
初めて行ける地方だったり
久々に行ける地方だったり
東京でのイベントライヴも
どこのライヴも全部もちろん楽しみだったし。。。

こういうオフィシャルblogでどこまで書いていいのか分からないけど…

本当の事を話すと
ある時期から不眠症がきっかけで睡眠薬を飲み始めて
最初の頃は良かったんだけど
ちょっと飲んだだけじゃ効かなくなって
どんどん量が増えて薬も強い薬になって
最近は毎日色々な薬をいっぱい飲まないと寝れなかったり、自分自信を正常に保てなくてさ
沢山飲んでも全然寝れない日もあったりで
水やお茶で飲んでも全く効かないから仕方なくお酒と一緒に飲んだりもした
それは絶対にダメな事だと充分頭では分かってた
だけど本当に効かなくて
でも次の日バンドの予定があれば寝てないとオレは使いものにならないから
寝なきゃ寝なきゃって
思えば思うほど寝れなくて
オレは欲で言えば睡眠欲が何より一番の人間だから、オレなりに自分の身体の事考えて行動してたつもりだったんだけど
でも
どんどんそれが悪循環になっていって
いつの間にか身体が薬に依存してしまってた
もちろん
このままじゃダメだと思って
薬を何も飲まないで寝ないで2、3日我慢して過ごした事もあった
そしたら今度は逆に、自分の身体が浮いてるような変な感覚なったり、普通に喋れなかったり、階段1段のぼるだけでも凄く辛くて
何の病気でもそうだけど、なった事のある人にしかその人の気持ちなんて分からない
だから
みんなに理解してもらおうなんて思ってない
むしろ
ただのバカやろーだと思ってる人の方が多いと思う
今のオレ自信そういう自覚はちゃんと持ってる


そんな日々の繰り返しの中
薬の副作用で身体が日に日にダメージを受けてたみたいで…

ある時は
座ってるだけで辛かったり
吐き気がしたり
ある時は
突然腕が動かなくなったり
ある時は
立てなくなってライブ当日リハーサルに行けなかった事もあった
薬が切れると呼吸するのも辛かったり
気持ちの面でも上がったり下がったりが凄く激しくて
時々、前日の記憶が無かったり知ってる人の名前すら忘れてたり…
だからライヴやインストアイベントによく来てくれるHolicの名前でさえ
忘れちゃってる事もあった。
ごめんね

気付いたら病院に運ばれてた事もあった
自分自身でも何したのか分からない時もあったりして。。
この事はちょっと書ける事じゃないから省くけど
お酒と一緒に飲んでたのがやっぱり良くなかったみたいで…
このままこの生活を続けてるとボケるか死ぬって先生に断言された
そこで
所謂
ドクターストップってヤツになってしまった
だけど
その先生はオレのバンドに対する意志やスケジュールの事も汲んでくれて猶予をくれた
そのかわり
ちゃんと休んで治すって約束をした
だからそのおかげでレコーディングや撮影にもなんとか参加出来た


それ以来、周りの人達みんな
特に
メンバーには毎日のように心配かけさせちゃってた
Soanはオレと夜中全然連絡取れないからって心配してくれて遠いのにタクシーでうちまで向かってくれたり
HitomiもVeloも逐一連絡くれたり人一倍優しく接してくれたり…

そんな状態だったから
本当にここ最近
メンバーを始め、スタッフ、友達、先輩、関係者の方、ローディー、家族etc.
オレのせいで色んな人に迷惑かけ過ぎてるんだ

だから
「Heroine」のレコーディングも
最悪、誰かに変わりに弾いてもらった方が良いんじゃないかって意見もあった。
実際
ギターレコーディングの時やボーカルレコーディングの時は
ベースREC全然終わってなかったから
Veloにとりあえず仮でベース弾いてもらってた
その辺は本当に他の3人のメンバー愛に助けられた

でも
MoranのベーシストZillのプライドにかけて
魂を込めたBassをどうしても、絶対に自分で弾きたかったから
オレの体調のせいでBass1曲も弾けない日もあったりで
予想以上に最後の最後までBass録りが長引いてしまったけど
ちゃんと全曲オレの中で消化して弾ききったから

コーラス録りやTDもちゃんと最後まで立ち会ったから


だから「Heroine」期待してて



この間の撮影も今のオレ自信を全力で表現したから
写真も楽しみにしてて



それでも
単純にオレはMoranが好きで、ライヴが好きで、Holicが大好きだから、這いつくばってでもツアーへ行きたかった
何よりオレを必要としてくれてるHolic…
地元でしかなかなか見れない子
遠征してくれる子
初めてMoranを観に来てくれる子
etc.
そんな
みんなを裏切りたくなかったし

だけど
そうもいかない領域まで来てしまったからには
もう受け入れるしかなかった


本当に不本意だけどね



どっちにしろ
冷静に考えた時に
今のままの状態でツアー回る方がきっと
余計みんなに多大な迷惑をかけてしまう事になる
だから、しばらく療養する事になったよ
入院する事も考えたけど、
メンバーや先生と相談した結果
薬を変えて地元で自然と戯れたり
東京に帰りたくなったら帰ってゆっくりしたり
自由な環境で過ごして薬やお酒を断ち切っていこうと思う



みんな本当にごめん。。。




結局
オレみんなに心配かけさせてばっかだよね…

でも大丈夫だから
自分に対する罪を背負って
8月末までは治療に専念する
オレみたいなケースだと
復帰出来るまで普通は半年~1年半かかるって先生は言ってたけど

オレは絶対2ヶ月で治してみせる


それから
誰に何を言われようが
オレはMoranを脱退する気は全く無い
まだちっちゃなMoranだけど
オレはメンバーの事を人として、アーティストとして好きだし
もっともっとデカくなれるし
このバンドでやりたい夢もあるし
続けたいから




だから
待ってて欲しい
凄くわがままだけど
オレにとってMoranは1番の居場所だから


今はこんなだけど
こうなってしまったのは
全部何もかも
自分自信で体調管理が出来なかったせいだから
どんなに辛くても強い意志を持って絶対に治すよ

負けないから



Moranのメンバー3人と、
サポートしてくれるBassの人で

Hitomi、Velo、Soanが素敵なステージにしてくれるって信じてるから
変わらずMoranのメンバー3人をよろしくね
オレが信じてるメンバーだから




そして
必ず8月29日のワンマンツアー初日には復活してステージに帰って来るよ
約束する

I Love Moran
I Love Holic






Moran Zill











P.S.このblogもしばらく休ませてもらうね。
でもファンメールやプチメールは見れる時にちゃんと見るから
それから
ベッキーは東京にいる弟や後輩に毎日面倒みてもらうから心配しないでね。