2月10日深夜
歌舞伎町のロフトプラスワンにて映画好きな友人達と
朝まで大好きな映画を中心に、海外ドラマやアニメの話など
休憩時間を含めると約5時間、語ってきました。

ちょっと時間が経ってしまったので記憶が曖昧なところもありますが
思い出せる範囲で、当日出演者が紹介した作品をここに記しておきます。
今後の映画選びなどの参考にしてもらえたら

まずは各メンバーの好きな映画ランキングから


TOMO(BORN)
5位 「悪魔を憐れむ歌」
とある連続殺人事件の犯人を処刑するも
再び似たような手口の殺人事件が起こり
主人公の刑事にも容疑がかかってしまう。
そして捜査を進めるうちに人に憑依する「悪魔」の存在に気付いていく・・・

俺もこの映画は昔、試写会で観に行ったなぁ
憑依された人が次々と口ずさむローリングストーンズの
「Time is on my side」がなんとも不気味だったが
俺はあんまりツボらなかったなぁ。TOMOごめん・・・
原題は「Fallen」、邦題の「悪魔を憐れむ歌」というのも
ローリングストーンズの曲名である。


4位 「12モンキーズ」
過去に起こった細菌テロにより地上の空気は汚染され、
未来の地球では人々は地下に潜むように暮らし、
地上は免疫のある動物たちが闊歩する世界になっていた。
ある日、滅菌スーツを着て地上の捜査に行った主人公は
12モンキーズというロゴと「やったのは我々だ」という落書きを発見する。
囚人である主人公は減刑と引換えに、過去へと送られ調査を命じられる。

奇抜な世界観が売りの映画監督「テリー・ギリアム」の作品。
今見るとテリー・ギリアムの作品の中ではビジュアル演出面的にはやや地味な映画だが内容的には一番面白い作品だと思う。
TOMOも絶賛していた通り、ブラッド・ピットが最高にイカレたいい演技をしているのと、意外なオチも良い。

3位 「スタンド・バイ・ミー」
12歳のクリス、ゴーディ、テディー、バーンは、性格や成績などは違えど、いつもツルんで遊ぶ仲間だった。ある日、家の軒下で埋めた貯金箱を探していたバーンが、「失踪して捜索願が出ている少年の死体を見た」という話を兄が不良仲間としているのを聞いてしまう。4人は死体を見つければ取材を受け有名になれると思い、死体探しの旅に出かける。

名作中の名作で、俺も中学生の時に何度も観た映画だ。
その時期の少年達にはたまらない映画だが、大人が見ても少年時代ってこうだったよな・・・と懐かしめる事だろう。正直女の子にはあまりピンと来ないのかも。
若かりし頃の友情がとにかく眩しいほどに輝いている作品で、この映画を見ると田舎の線路を歩きたくなる。サントラも映画史上に残る名盤です。

2位 「羊たちの沈黙」
若い女性が皮膚を剥がされ殺されるという連続猟奇殺人事件が起こる。
FBIの実習生クラリスは、難航する捜査の協力を、かつて患者を惨殺して食べ、
収監されている元精神科医のハンニバル・レクター博士に依頼するのだが・・・

こちらも知らない人がいないほどの名作。
レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスがかっこよくてシビれます。
これほどホラー要素が強い作品でアカデミー作品賞を受賞したのはこの作品くらいだと思う。
作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞というメインの賞を全て取るという快挙を持つ作品。

1位 「セブン」
若手刑事ミルズとベテラン刑事サマセットは連続猟奇殺人事件の捜査にあたっていた。
犯人が「七つの大罪」になぞらえ犯行を行っていることに気付き、やがて二人は犯人を追い詰めていくのだが・・・

羊たちの沈黙同様、以降のサイコサスペンスブームの火付け役になった映画。
観る者に強烈な印象を残す殺害方法や、バッドエンドという手法はSAWなどの多くの映画に受け継がれていることだろう。


MIKI(Mix Speaker's,Inc. )
5位 「冷たい熱帯魚」
小さな熱帯魚店を経営する主人公、杜本の娘が万引きで捕まる。
駆けつけた社本とその妻は万引き現場を仲裁をする男・村田と出会う。
村田は大型の熱帯魚店を営み成功していた。
始めは杜本一家に感じのいい村田だったが徐々に凶悪な本性を表していく・・・

俺の大好きな園子温監督作品の中でも、特にブッ飛んだ作品。
エロとグロにかなり振り切れているので、そういう映画が苦手な人には全くお勧めできません。

4位 「バスキア」
ストリート・アーチストだったバスキアは、美術評論家ルネに注目されたことから、アンディ・ウォーホルに認められ、一躍有名になるのだが、売れるにつれてそれまで自分の周りにいた仲間たちとは疎遠になっていくのだった・・・

27歳でこの世を去った画家ジャン・ミシェル・バスキアの伝記映画。
昔観て「良かった」という記憶はあるのだけれど、あまり覚えていないから、今度もう一度見てみようかな。

3位 「CUBE」
ある日、6人の男女が目を覚ますと、真四角な立方体の中に閉じ込められていた。
上下左右に連なるその立方体の部屋には、時折死に至る罠が仕掛けられていて
彼らの脱出を阻むのだった・・・

低予算ながら斬新なアイデアで多くの人を魅了したシチュエーションホラーの最高峰。
無名作から始まり、クチコミでかなり広まった映画で、普通に映画を見る人なら誰でも知っているほど有名になった。
ヴィンチェンゾ・ナタリはこの映画の成功で、以降の作品への期待度が高まったが、CUBEほど強烈な作品はなかなか生み出せていない。
「カンパニーマン」「ナッシング」「スプライス」は見たが、どれもまぁまぁ面白いくらいかなぁ。

2位 「トレインスポッティング」
ヘロイン中毒のレントンは、仲間たちとドラッグに溺れ堕落しきった生活を送っていた。
ドラッグをやめ真っ当に生きると決めても直ぐに逆戻りを繰り返す。
そんなところへ、売人から大量のドラッグを売りさばく仕事を持ちかけられて……。

好きな監督の一人、ダニー・ボイルの初期作品。今となってはアカデミー賞も取った「スラムドッグ$ミリオネア」が代表作になったのかもしれないけれど、今でもこの作品が一番という人は多いのでは。ブラックユーモア、映像、音楽全てのセンスが良く、スタイリッシュなジャンキー映画。
そして俺の主観だけど、主演のユアン・マクレガーが、彼の出演作品の中でも一番輝いて見える映画だと思う。

1位 「シザーハンズ」
これは俺の1位と一緒だったので詳しくはそっちで書きます。



なんか思った以上に大変だ・・・