Moran Hitomiオフィシャルブログ「沁みついた遠鳴り」Powered by Ameba


「ライフ・オブ・デビッドゲイル」 

Hitomi的評価:90点

ジャンル:サスペンス

旧作サスペンスコーナーにてレンタル中

◆ストーリー◆

元大学教授デビッド・ゲイルに、死刑判決が下される。
罪状は、元同僚の女性をレイプした上、殺害。
皮肉なことにゲイルは、死刑廃止 論者であった。
彼は処刑までの3日間、高額で契約された自分の手記を綴るため
女性記者ビッツィーを呼び寄せる。
そして語られ るゲイルの人生。
妻子に逃げられ、酒に溺れたこと。
逆恨みした女子生徒に陥れられ、大学を追放されたこと。
そんな自分に救いの手を差し伸べてくれたのが
事件の被害者だったこと。話を聞くうちビッツィーは
ゲイルは冤罪ではないか、と疑問を抱きはじめる……。
 
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今日は面白い映画を観よう!!と意気込んでる日にどうぞ
 
TSUTAYAに発掘良品というコーナーが設けられたのは
もう2年~3年くらい前だろうか

実際、あそこで紹介されている映画はかなり良い
俺の大好きな作品も何作か紹介されてました

なので何を観ようか迷ったら、あのコーナーから
適当にチョイスすると、ハズれないと思う

そこでだ、あのコーナーに置かれていない作品で
一般知名度があまり高くない面白い作品を紹介していきたいなと


今回はケビン・スペイシー主演の「ライフ・オブ・デビッドゲイル」を

死刑制度と冤罪をテーマにしたサスペンスだ

この映画はとにかく面白い

物語のテンポ感もよく、ストーリーも無駄なくできている

いくつかの不可解な謎と、二転三転していく事態
そこに絡んでくる、考え深い重厚なテーマ
そして全貌が明らかになる最後には、強烈な後味を残してくれる
とんでもない作品に仕上がっている

死刑をテーマにした作品には
「デッドマン・ウォーキング」のような社会派ドラマもあるが
今作はミステリー、サスペンス色が強いので
死刑制度の賛否に関心がない人でも楽しめるだろう

もちろん、死刑制度の賛否に
日頃から自分なりの考えを持っている人なら尚更楽しめる

俺も死刑制度の賛否については、自分なりの考えを持ってるけど
こういう場で「賛成だ」の「反対だ」のと公言するのもアレなんで・・・
控えます

これもまた、観ていない人に多くを語るべきではない映画なので
「面白かった」以外の感想は言えません