「SUPER 8」
Hitomi的評価:90点
ジャンル:SF?
まず、ひとこと。。。良い!!
「E.T.」や「グーニーズ」を少年時代に観て、
夢中になった人達にはたまらない感じの映画です
久々に映画を見ながらワクワクしていた自分がいた
これぞ80年代を代表する「あの夏、僕等は永遠に忘れられない冒険をしたんだ映画」だ。
もう、全てがあの頃のままの定番!!
ちび(しかも歯の矯正)、でぶ、のっぽ、地味、美少女という
わかりやすい外見からのキャラ分け
しかも「火薬好きの問題児」「俺様キャラ」「なぜかよく嘔吐するやつ」「へたれ」
という中身もわかりやすいキャラ分け
近所のカメラ屋の兄ちゃんは頼りなさそうで意外と頼れたり
ヒロインの少女はしっかり者で、けれど家庭にはちょっと問題を抱えていたり
なんだか何処かで見たような設定のオンパレード
ストーリーはこう↓↓
母親を事故で亡くした主人公の少年ジョーは
友人たちと8mmフィルムムービーの制作に夢中になっていた
その映画のキャストに片思いだった少女が入ってきた事で
ジョーはいっそう映画作りにのめり込んでいった
ある日、深夜に家を抜けだし撮影をしていると
目の前でとんでもない列車事故が起きる
あわてて逃げまどう少年たち
しかしカメラは回り続けていて・・・
中盤で誰しもが予想できてしまう通りのエンディングを迎えるのも
この映画だからこそ許せる。
これはヒットメーカーとなったJ・J・エイブラムスがE.T.世代に代わって、
「映画少年たちの神様」だったスティーブン・スピルバーグに宛てた
壮大なファンレターなのだ。
そこに共感してしまったら、もう低い点数は付けられない
詰めの甘さとか細かい事は言う気もない
エンドロールで完成した8mm映画が流れるのだが
それがまた良い・・・ゾンビ映画でロメロ社って(笑)
「スタンドバイミー」や「IT」が好きな人にもお薦め
なんか色んな意味で愛にあふれた映画だった