人間って、本当に不思議な生き物。
ものすごく辛い状況にあっても、その状況をわかってくれる「言葉」があるだけで、ぐーんと心が救われる。
バイト先が、精神的に追いやられる仕事だから、多くの同期たちがやめていった。
入社時には50人ほどいた同期が、気づいたら15名ほどになっていて、半年で半数以下の人間がやめていったということになる。
お客からの罵声、上司からのパワハラに耐えられずに、精神的に追い込まれて辞めていったんだけれども、今残っているメンバーも時間の問題。
そんな中、上司の一人が、私達に言った。
「めんどくせー客とかに当たるとイヤだよね。しかも上司からは販売数について追い込まれるし。「やれ」って言う方は簡単だけど、やるほうは本当に大変」
と。
たったこれだけだけど、この一言で、その場にいた人たち全員の心が救われた。
「わかってくれている」
それが伝わっただけで、何だかキモチが楽になったのだ。
モラとの生活もそう。
モラは一方的に、「やれ」と言ってくるし、「やって当たり前」という態度を取ってくる。
その中には「ねぎらい」の言葉はない。
もしここで、「大変だけどやってくれる?」というように変われば、こっちだって気持ちよく受け入れられるというものだ。
相手の気持ちを察する。
これだけで、人間変わるもんだよね。
