人は誰しもが、誰かに対してうらやましいと思うときがある。
うらやましいって思わない人間なんて、叶姉妹くらいだろう(笑)
お金持ちの人
幸せそうな人
かわいい人
かっこいい人
・・・など、誰の何の部分に「うらやましい」と感じるのかは、人それぞれ。
私は、片親で育ってきたから、両親が揃っている家庭がうらやましかった。
それに、弟は同じ母親だけど、異母兄弟の姉と兄がいて、兄弟関係も複雑だったから、兄弟仲良しっていうのもすごくうらやましかった。
でも、そういう環境を恨めしく思ったのは、子供の頃。
大人になっていくと、意外と自分の環境の複雑さを面白く感じるようになったものだ。
「滅多に経験できないこと、経験してんだな~」・・・って。
自分の置かれた状況があったからこそ、いろいろ見えた部分もあって、学んだ部分もあった。
お金は人を狂わせる
っていう経験をすることが若いときに経験できたから、お金に対してシビアに考えることができる脳になることができた。
いっつも泣くに泣けない状況だったから、いつから辛くても笑っている人間になった。
だから、他人は
「いつも笑顔だね。元気だね。悩みなんてなさそうだね」
なんて言ってくることが多かった。
悩みのない人間なんていない。
だから、私は人に対して「うらやましい」って思うことを極力やめた。
だって、私の目に見えているものと、その人が実際に置かれている状況なんて、絶対にわかるはずないもんね。
そりゃ、たまには「いいな~」って思うことがあるけれど(笑)
私が昔付き合ってきた人たちは、どちらかと言うと優柔不断で、私任せの人たち。
だから、「もっと自分を主張してくれる人がいい」って思った。
でも、今の旦那は、まさしくその理想どおりの人ではあるけれど、過去彼たちの性格を懐かしく思っている。
だいぶん前に、知り合いがこんな相談(?)をしてきた。
「小春ちゃんの旦那さんは、グイグイ引っ張って言ってくれるし、自分の意見を突き通すでしょ?
それに、「俺についてこい」ってタイプじゃん。うらやましい。
うちの旦那なんか、結婚して10年たった今でも、私のこと「ちゃん」づけで呼ぶし、私が怒るとすぐに「ゴメンね。大好き。怒らないで」っていうし、飲み会でも、その場所まで絶対に送り迎えするし、仕事先から「今家にいる? どこにいるの? 寂しいよ」とか送って来るんだよ。
ケンカしてもすぐ謝ってくるし、すぐ泣くし・・・。」
「え~。私の方がうらやましいよ。優しいじゃん。うちの旦那じゃ、絶対ありえない話だね」
「でも、これはこれで、結構ウザイよ。友達たちも最初は「ラブラブ~」とか「愛されてるね」って言ってたけど、さすがに10年経つと、「さすがにちょっとキモイかも・・・」って言ってる。もう少し、小春ちゃんの旦那さん要素があればいいのに」
金持ちでも貧乏をうらやましく思う。
貧乏は金持ちをうらやましく思う。
優しい男を持つ人は、俺様をうらやましく思い、
俺様の男を持つ人は、優しい人をうらやましく思う。
・・・ とまあ、ここまでの話で総合的な結論。
「隣の芝生は青い」ってやつだね。
