子供というのは、親の気持ちというのはなかなか理解ができないのだろう。
実際、私も大人になって、子供を持つまでは「親心」というのは理解できなかったと思う。
漠然的に
「大変なんだろうな」
っていう感情はあったけれど、本当の親の大変さや考え、気持ちなどは理解していなかった。
もちろん、それは、親に対しても言えるけどね。
「子供心、親知らず」
ってさ。
子供心、親知らず・・・は、またの機会にするとして、今回は「親心、子知らず」について。
私は、片親でずっと育ってきたけれど、父親と別れるってなったとき、ショックは大きかったけど、「まあ、仕方ないね」って思った。
お金のことで、あれだけ母親を悩ませ、苦しませたなら、仕方ないと思う部分が多かった。
父親は女性に手をあげることはない人だったけれど、お金にルーズだったから、その面で、本当に苦労させられた母親に、「離婚しないで」なんて言えなかったと思う。
(結果、1億2千万だから、離婚して正解)
うちのモラハラ夫も片親。
お義母さんが立派に、モラ夫や妹、弟たちを育ててきた。
お義父さんも元気で、しょっちゅう遊びに言ってるけれど、そんなお義父さん、お義母さん曰く、「お兄ちゃん(旦那のこと)は、お父さんにソックリ」だと言う。
つまり、しつけに厳しく、男に厳しく、人の厳しい人だったようだ。
「男は男らしく」
という、本当に昭和時代の亭主関白親父だから、旦那は、とことん鍛えられたらしい。
「小春ちゃんの気持ちがよくわかる」
っていう言葉が出るのは、おそらく、別れた亭主と息子を重ねて見えてるからだろうな・・・。
昔、お義母さんに、お義父さんと離婚した理由を聞いた。
「しつけも大事だし、厳しさも大事だと思う。
でも、お父さんはやりすぎだと思ったから、私は耐えられなかった」
と言った。
つまり、お義母さんは、息子であるモラハラ旦那のために離婚したのだ。
なのに、当の本人。
離婚したことを恨んでいる。
「親の勝手で離婚して、子供にどんだけ迷惑かかったかわかってない」
だのあ~だのこ~だの。
私はお義母さんの気持ちが痛いほどわかる。
「アンタって、親の気持ち、何にもわかってないんだね」
と私が言うと、
「俺の家族の気持ちが、他人であるお前になんでわかるんだ。
浅はかな考えしかもってない奴は口出すな」
だってさ。
全てを把握することはできないし、全部わかるなんていうつもりはない。
いろんな家族があって、家庭環境があるんだから。
でも、お義母さんは、少なくとも、
アンタを守ったの。
