友達の家にいる間、私はただぬくぬくしていたわけじゃなかった。




今後のことを考えていた。




友達に




「家で話し合うんじゃなくて、外の喫茶店とかで話合ったら?


もし危険そうなら、男友達とか、私のお兄ちゃんとかもついていってあげるけど」




って言われたけれど、どこで話そうが、誰がついてこようがうちの旦那は関係ない。




デパートや道端でも、人前で平気で怒鳴れるくらいの男だ。




だから、喫茶店で話たとしても、大声でまくしたてるのは予想はつくし、


男友達がいようが、その友達に迷惑がかかることも予想はできるし、


仮に警察が来ようが旦那には何の意味も無いのは私が重々承知している。




ていうか、旦那みたいなタイプは、人がいない方がいいと思う。



それに、人前でまくし立てられる私の精神的苦痛を考えても、家で一方的に怒鳴られていた方が


まだ楽だと言えるだろう。






私が友達の家にこもっている間、旦那は私の昔の携帯や卒業アルバムなどをひっくり返して、


手当たり次第電話をしていたようだ。





心配した友達からたくさん連絡が来た。





「旦那さんから電話があって・・・」



・・・って。




心配かけてごめん。





本当に、今回はたくさんの人たちに心配と迷惑をかけているっていうのはわかっている。





ある友達が旦那に、






「小春はめったに怒らない。



あんなに怒らない小春がこんなことするってことは、よっぽどだったんじゃない?



だから、小春がそうしたってことは、相当なことがあったと思うから、私は小春の全面的な味方でいる」






って言ってくれたらしかった。








旦那には私と一切連絡がつかないっていうことにみんながしていてくれた。




友達も私の居所がわからない。





そんな旦那は、当時、犬猿の仲だった、私の母と継父のところに行ったらしかった。



そこで、3人でガッツリ話合ったらしい。





(このことがあってから、うちの実家と旦那の仲はある意味修正されることになるんだけれど・・・。)







私の実家以外に、自分の実家にもいったようだった。




お義母さんから私にメールが来た。






「夫婦だからいろいろあると思うけど、とりあえず、うちに来なさい」





と書いてあった。




もちろん、私を拘束して旦那に引き渡すとかじゃない。





お義母さんたちは旦那のことをよ~く知っているから、絶対に肩を持ってくれるのは知っている。



でも、自分の家族だからこそ、旦那が何を言うのか、どういう態度を取るのか考えて、私は



「行きません」



と答えた。





そして、家出して一週間経ったころ、弟から連絡があった。





「アンタの旦那が、毎日うちに来るんだけれど」




もちろん弟も最初は私と連絡が取れないと言っていた。




でもあまりにもしつこいので、とうとう根負けした。





「帰って話しつけろ。でなきゃ、お前の居場所をチクル」




って言われたーー;





どっちにしろそろそろ帰るつもりでいたんだけれど、ちくられるのは困るので、私は友達にお礼を言って友達の家を後にした。







タクシーが自宅に着く。




家の明かりがついていた。







深呼吸して、意思を固め腹をくくった私。





そして、旦那が待つ家へと入った。







・・・つづく。







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