しばらくは帰省の予定はない。
居候とはいえ、実家でまともに寝泊まりしたのは、高校生以来ではなかろうか。
今回の居候生活を通じて感じたことは、孫の存在が両親にとっては、とても大きいということだった。
私が実家にいるため、休日になれば、子供は私のところに来てはいたが、夜には帰るし、休みであっても用事があれば、来ない。
(私の子供=両親にとっての孫)が家にいるのといないのとでは、両親の活気がまるで違った。
これまでは、私は子供と一緒にしか実家へ行くことがほとんどだったから、この落差に気づいてあげることができなかった。
(単独で行くことがあっても、長居することもなかった)
両親にとっては、孫の存在は、いまを生きる糧そのものになっていた。
まだ両親が元気なうちに、それを確認できたことは、価値あることだと思う。
今回の居候も、虚しい行為だけに終わらず、少し報われた気がする。