11月25日(木)
11:00
天気が良く、雲一つない快晴。
近所の児童公園から保育園児らしき声が聞こえて来る。
そちらの児童公園は1周だけ両松葉で回った。
その公園の向かいにある、畑の中の通路の様な小さな公園に移動。
この柔らかい舗装の小径を1周すると
約100mではないかと思う。
(松葉杖3歩で1mとして数えてみた。)
ここで、病院でやっていた自主トレ
『フロア周回+「脚振り、伸展、ウェーブ、爪先と踵の上げ下げ、大腿ストレッチ」』のセットを
やればいいんだ、と気づいた。
周回以外の部分は、小径の脇道の行き止まりのフェンスの前でやることにした。
誰も通らないし、目の前は畑で眺めもいい。
2セットほどすると、もう片松葉で歩けるようになった。
退院してから、家の中では中腰で伝い歩きするか両松葉で移動することが多く、
病院での様にしっかりと歩けなくなっていたが
こうしてある程度の距離を歩くことで
カンが戻ってきた。
これから毎日、雨の日以外はここでリハビリする事にしようと思った。
15:00
夫に車椅子を押してもらって
スーパーと郵便局へ行く。
目的は、
自分ひとりでスーパーへ行くための
道中の下見。
いつも徒歩や自転車で通り慣れた道だけど
車椅子で行くとなると
違った困難が見えてくるはずだから。
郵便局ではATMで記帳をした。
すると問題が。。
車椅子に乗った高さや角度から見ると
液晶?画面の文字が、読み取れない部分がある。
あぁ、車椅子ってこんな事も不自由になるのか、と初めて知った。
その後スーパーに行った。
車椅子で陳列棚に横付けしても、
高さが足りず、手に取りにくい商品が多い。
膝の上にカゴを乗せていると
重さで右脚の傷が痛くなってくる。
スーパーの入り口には
『手助けの必要な方はインターホンを押してください。』と看板が出ている。
「ひとりで来る時は、これ押して誰かに付き添いを頼んだ方がいいんじゃないの。」と夫が言う。
帰り道は自分で車椅子を漕いでみる。
道路脇は結構傾いていて
左側を行く時は、左手しか漕がないでもいいぐらい。(平地なら、左手だけ漕ぐと右へカーブしてしまう。)
それに何よりも
少し漕ぐだけで上腕二頭筋の切れた右腕が
疲れてしまい、痛くなってくる。
これがなければ、家からスーパーまで何とか
ひとりで車椅子で行くこともできそうだったが
無理をすると、もっと腕を痛めてしまいそうな感じがする。
今回の下見体験の結果、
車椅子でのひとり買い物は、
腕の状態が良くなるまで、もう少し我慢することにした。
せっかくマイカーをゲットしたというのに、
残念だ。
