4月26日(月)

 

今日は朝から東急田園都市線の宮崎台にあるコンディションラボへ。(注:現在は移転しているようですので、HPを調べてから行かれてください。)

ここは理学療法士の園部先生が、入谷式インソールを作って歩行やバランスを改善する所で、室内には沢山のアスリートやタレントなどの写真が貼ってある。

 

まずは寝て股関節や膝関節のチェック。

股関節の筋肉の力はある。

左膝がベッド床につきづらく、少し浮き上がる。

膝の後ろをぐりぐりほぐしていると着くようになってくる。

右膝を抱えて左脚を伸ばすと、これもベッド床につきづらい。

「内転筋が、硬いなあ。」

恥骨下から内転筋の両側に手指を挟み込むようにして左右にほぐす。また、それをしながら左脚を外転したり外旋したり。ほぐしてもらうと、動きがよくなってくる。小臀筋も硬いそう。

 

「脚長差は、骨の一番高い所から測るけど、その山を取る位置で、1cmぐらいズレたりする。レントゲンも脚の角度で変わるから。だから、やっぱり歩行が流れるかっていう所で見る。」

と園部先生。

 でも、私が両脚で立って見せるとかなりの骨盤傾斜になるのを見て

「いや、あんまり言うと不安にさせちゃうからあれだけど、この差は2cmなんていうレベルじゃないね。


―執刀医に座って膝の位置の違いを見せても

『それはあなたが思ってるだけです』と言われました。―


「よく言うよな。国会議員来てもそう言うのかって。僕も大学病院に長いこといたからわかるけど、医者っていうのはデータにしか興味がないんだよ。だから、患者さんの困る気持ちはよっくわかります。」

 

はだしで歩く様子を見ては、厚みのあるテープを小さく切って足裏のあちこちに貼っていく。

それを何度も繰り返し、インソールの高さや形を決めるための情報を集める。



結果として、2.5mmの厚さ(注:cmではない。)のインソールとなった。

いつも1.3cmのインソールを入れている身にとっては、低いのではと思ったが、

「きれいに歩いてるよ。」と言われて、硬い筋腱ほぐすと、うまく脚長差も解消して歩けるのかなとまあ魔法にかかったようだった。

それに、園部理学療法士の前で試し歩きをする距離は、それほで長くないので、

今までいろいろな補高で歩くことに対応してきた私は、補高が足りなくてもちょっと無理してバランスよく歩けてしまったのかもしれない。

 

それでできた2.5mmのインソールを靴に入れて歩いてみると、

「あれー🙁靴になると全然だめだ。」

ということになり、2mm、さらに2mm、合計4mm補高を増して最終的に6.5mmの高さで

足に合わせたインソールができあがった。

「これでもし、もっと高さ欲しいなって思っても

次回まで足せないから。これで様子みてね。」

 

やっとこれで自分の状態に合ったインソールができた、と安心してお会計をした。

初回料とインソール制作+運動指導で

消費税込み18700円だった。次回は1か月後に様子を見て調整することになった。

 自分の身体を客観的に見てもらえて嬉しかった。



宮崎台駅は初めて降りたので

駅横に「電車とバスの博物館」があったし、蔓延防止下でも開いていたので寄ってみた。

(大人200円)


平日昼間なので小さい子連れの親子が何組かいる程度。運転シミュレーションも待ち時間ゼロなのでやってみたら、面白かった。


息子が昔、鉄ちゃんだったので、私鉄ではあるけどここに連れて来たら楽しんだだろうなと思った。